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※この記事には『デアデビル:ボーン・アゲイン』のネタバレが含まれています。ご注意ください。
Netflixで配信されていた『デアデビル』3シーズンの正統続編であり、マーベル・スタジオが肝いりで製作したドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン』が、ついにDisney+ (ディズニープラス)で配信された。
数年ぶりの『デアデビル』の新作ともあって注目度の高い本作だが、その第1話の冒頭はまさに衝撃的なものだった。
仕事終わりにバーで酒を飲むマット・マードック/デアデビル、フォギー・ネルソン、カレン・ペイジ。フォギーは依頼人から、ある人物に命を狙われているとの電話を受ける。しかし、その依頼人がフォギーの居場所をその人物に伝えてしまい、フォギーはカレンの目の前で凶弾に倒れ、命を落としてしまう。
その人物は『デアデビル』シーズン3に登場したベンジャミン・”デックス”・ポインデクスター/ブルズアイであり、彼は自身の復讐のためにフォギーを殺害したのだった。
怒り狂ったマットはブルズアイをビルの屋上まで追い詰めるが、フォギーの鼓動音が次第に弱まっていくのを聞き、彼の死を悟る。絶望したマットは、デックスを突き落としてしまう。
『デアデビル』シーズン1から登場し、マットの親友であり心の支えでもあったフォギーの死は、多くのファンにとって衝撃的で、すでに賛否を呼んでいる。
フォギーの死については、制作陣や主演のチャーリー・コックスにとっても受け入れがたいものであったようで、彼は海外メディアのインタビューで次のようにコメントしている。
フォギーの死は物語全体にも大きな影響を与えるとチャーリー・コックスは話し、デアデビルのストーリー展開としても辛いながら必要なものだったと明かしている。
もちろん、この決定は簡単に下されたものではなく、マーベル・スタジオのテレビ部門トップであるブラッド・ウィンダーバウム氏も、脚本が完成するまでに多くの時間を要したと語っている。
また、シリーズを通して描かれてきたマットのデアデビルとしての暴力性についても言及し、コミックなどでも描かれている通り「暴力には代償が伴う」と語る。その決定的な出来事が、フォギーの死として描かれたのだろう。
劇中ではフォギーを失ったことでマットはデアデビルを引退し、さらにカレンとも距離を置くようになっていた。新たな職場で弁護士として再び働いていたが、キングピンことウィルソン・フィスクがニューヨーク市長選に立候補したことで状況は大きく変わる。
まさに「一線を超えた」ことで、マットや周囲の環境は大きく変化してしまったのだ。
今後のエピソードでは、何らかのきっかけで再びデアデビルとして活動を再開すると考えられるが、チャーリー・コックスは別のインタビューで、過去のマット・マードックとは大きく変わってしまったと話している。
ブルズアイの行動も、過去のマットの行動の結果とも言える。これが最悪の形で現れてしまったことで、今後のマットのデアデビルとしての活動は、過去の作品とは大きく意味合いが変わっていくことになるだろう。
果たして、親友の死を経験したマット・マードックは、再びデアデビルとして活動することができるのか?『デアデビル:ボーン・アゲイン』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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