チャーリー・コックス、『デアデビル』は「完全に諦めていた」 ー マーベルからのオファーも明かす

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Netflixではマーベルのキャラクターを使ったドラマシリーズを2015年から展開しており、その中でも屈指の人気を誇ったのが『デアデビル』だ。

合計3シーズンに加えてクロスオーバー作品の『ザ・ディフェンダーズ』でも活躍し、さらなる展開も期待されていたものの、2018年のシーズン3を持って今作は製作終了している。

これにはいわゆる大人の事情もあり、マーベル・スタジオとNetflixの間の契約では、製作終了の発表から2年ほどの期間を経なければ、マーベル側で自由に作品を作ることができなくなっていた。

そして来る2025年には待望の新作『デアデビル:ボーン・アゲイン』がDisney+ (ディズニープラス)で配信を予定している。

主演のチャーリー・コックス海外メディアのインタビューに対して、『デアデビル』製作終了当時のことについてコメントをしてくれた。

”2016年末から2018年はじめにかけてオリジナルのドラマの撮影を中止し、その時期にドラマが打ち切られることを知りました。(中略)完全に諦めました。私は前に進み、たまにヴィンセント・ドノフリオ(キングピン役)と話しをすると、「(もし再開されればマーベルは)僕らに電話してくるよ。私たちのところに来ると思う」と言っていました。ただ私の中では「これは妄想に過ぎない。諦めるべきだ」と言うのです”

ドラマの評判自体はどのシーズンも好評で、通例ならばシーズン4へと続いてもおかしくはなかった。しかしシーズン3の製作段階から終了することが決まっていたため、チャーリー・コックスとしてもやりきれない想いがあったのだろう。

そこから一転して再演することが決定したのだが、チャーリーはマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏から直接電話でのオファーがあったことを明かしている。

”そして2020年半ばになってようやくケヴィンから電話があり、キャラクターを復活させることに興味があると言われたのです”

ファイギ氏の言葉通り、チャーリー・コックスのデアデビルが復活し、その最初の作品として『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にてピーター・パーカーの弁護士として登場していた。

後にドラマ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』でイエロースーツのデアデビルとして登場し、『エコー』でも過去の時系列ながらエコーと直接対決をしていた。

宿敵のキングピンもヴィンセント・ドノフリオが演じる形で『ホークアイ』と『エコー』に登場し、Netflixのマーベルドラマも改めてMCUの正史になることが発表されていた。

そしてついに製作されたドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン』は当時のキャラクターを同じキャストで登場させ、実質的にはシーズン4のような形でドラマが展開される。

デアデビル以外にもジョン・バーンサル演じるパニッシャーも登場する予定で、ようやくあの物語の続きを楽しむことができるようになる。

ファンにとっても俳優にとっても待望の作品である『デアデビル:ボーン・アゲイン』が、Netflix時代から変わりのないトーンや物語になっているか注目しながら、2025年の配信に期待をしておこう。

ゆとぴ

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