『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』に94年版のオリジナルキャストがカメオ出演

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MCUシリーズの映画として公開予定の『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は、劇場公開された実写版ファンタスティック・フォーとしては4作目の作品となる。

「劇場公開された」とあえて記したのは、実は1994年にも『ザ・ファンタスティック・フォー』というタイトルで実写版が制作されていたからだ。

当初4000万ドル規模の作品として構想されていたにもかかわらず、実際にはわずか140万ドルで制作されたこの映画は、劇場公開されることはなかった。その後、海賊版として出回り、カルト的な人気を得ている。

ハリウッド・レポーター誌の情報によると、この『ザ・ファンタスティック・フォー』のキャストが『ファースト・ステップ』にカメオ出演していることが判明した。

つまり、リード・リチャーズ役のアレックス・ハイド=ホワイト、スー・ストーム役のレベッカ・スターブ、ベン・グリム役のマイケル・ベイリー・スミス、ジョニー・ストーム役のジェイ・アンダーウッドが再集結していることになる。

実際、本作のレッドカーペットならぬ「ブルーカーペット」イベントには、彼ら4名のキャストが招待されていた。映画内でどのような形で出演しているのかは不明だが、これはマーベル・スタジオおよびマット・シャックマン監督による、オリジナルキャストへの敬意の表れだと考えられる。

『ザ・ファンタスティック・フォー』は、コンスタンティン・フィルムがキャラクターの契約切れを回避するために、急ぎで撮影された作品である。非常に低予算かつ、撮影期間も約1ヶ月という短さだった。

予告編の制作やイベント登壇などのプロモーションは行われたものの、映画が正式に公開されることはなかった。

その後、コンスタンティンは権利を保持し続け、2005年に『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』、2007年に続編『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』を公開している。

最初にファンタスティック・フォーを演じた俳優たちが、今回の映画でどのような形で登場するのか注目しておきたい。

『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は2025年7月25日より日本公開予定だ。

面白い演出!

ゆとぴ

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