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サンディエゴ・コミコン2022で一気にフェイズ6までのMCUシリーズ公開映画・ドラマのスケジュールが発表したマーベル・スタジオ。
フェイズ5までは全ての作品が明かされており、フェイズ6についてはまだ3作品のみしか解禁されていないのだが、残る8作品になにが来るのかとファンは躍起になって予想している。
その候補として上がっているのが『X-MEN』だ。
ミュータントたちがMCUシリーズに参戦することを望むファンは数多くいるが、残念ながら新しい情報によると『X-MEN』は2025年以降にならないと本格的な制作ができないと伝えられている。
海外メディアによると、ジャーナリストであるデビン・ファラシ氏は、マーベル・スタジオが『X-MEN』を作れない理由として権利的な問題があることを明かしてくれた。
ご存知の通り『X-MEN』は映像の権利を20世紀FOXが有しており、実写映画は全てFOXによって制作されてきた。それが数年前にマーベル・スタジオの親会社であるウォルト・ディズニー社がFOXを買収したことで、実質的にマーベルの元に権利が戻ってきたのだ。
ただ契約上はまだ2025年までFOXの権利は有効のようで、同じ俳優を使うという条件ならばミュータントを登場させることができるとのことだ。
振り返ると『ワンダヴィジョン』ではエヴァン・ピーターズ演じるクイックシルバーが登場しており、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』ではアース838の存在としてプロフェッサーXがパトリック・スチュワートが演じる形で登場していた。
これはFOX時代の映画の配役をそのままに使用しているため、今回判明した契約の内容に沿ったものであることがうかがえる。
逆に別の俳優がクイックシルバーやプロフェッサーXを演じる場合は2025年の契約切れを待つことになる(『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のクイックシルバーは別ではあるが)。
ならばライアン・レイノルズの『デッドプール3』ならば俳優も変わらないためフェイズ5かフェイズ6で公開させることができそうではある。もしかするとフェイズ6の未発表作品にはデッドプールがすでに準備されているのかもしれない。
一方でデッドプールでさえも難しい状況なのではないかとファラシ氏はコメントしている。
気の長い話だが、実際に2025年に契約が切れてもそこから新たな契約を結ぶことになるため、見切り発車での制作は難しいとの見方のようだ。そのためマルチバース・サーガが終わる2025年まではミュータントが本格的に登場することはないとファラシ氏は明言した。
もちろんいままでの映画での配役でそのまま登場させるといったサプライズは可能であり、そのままMCU参戦ということもありえなくはないため、今後の最新情報には注目をしておきたいところだ。
マーベル・スタジオとディズニー社はすでに2026年のMCU公開スケジュールは発表しており、この何処かに『X-MEN』関連作品が来る可能性は十分にあり得るだろう。
今後『X-MEN』に関する新たな情報が伝えられ次第お知らせしていく。

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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