本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。
MCUシリーズの中でも名作として名高い映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。
今作には『スパイダーマン』三部作と『アメイジング・スパイダーマン』2作品に登場してきたヴィランたちが、マルチバースから集結してしまい、スパイダーマンたちだけでなく、ヴィランたちもファンにとっては嬉しい夢の共演を果たしている。
先日、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の公式アートブックが米国で発売され、そこに掲載された様々なコンセプトアートが話題になっている。
中でも映画に登場したリザードが、実はコミックにより近いビジュアルで登場することが計画されていたと明らかになった。
リザードはコミック版同様に紫のパンツに、白衣を纏った姿となっていた。
しかし実際に登場したリザードは『アメイジング・スパイダーマン』に登場した際と変わらぬ姿で、MCU世界に現れていた。
この理由についてマーベル・スタジオのビジュアル開発責任者のライアン・マイナーディング氏がコメントしている。
つまりは当時の映画での姿で登場させることで、過去の作品と同一人物であることを表現したと明かしている。
振り返るとウィレム・デフォー演じるグリーンゴブリンや、アルフレッド・モリーナ演じるドクター・オクトパスなども、映画出演時から20年近く経過下にもかかわらず、映像の処理によって当時と変わらぬ姿で登場している。
ジェイミー・フォックス演じるエレクトロについても大きく雰囲気は変わらずに登場していた。
リザードやサンドマンは人間の姿は登場せずに、力が失われる映像は当時の映画の再利用となっていたが、そこで改めて同一人物であることを再確認できる演出でもあっただろう。
一方でグリーンゴブリンは映画のなかでアップグレードスーツになっていたり、トビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールド演じるピーター・パーカーも年齢相応の姿になっていたことは、同時に時の流れも感じられる演出となっていたはずだ(スーツデザインは変わっていないが)。
新旧のスパイダーマンの世界をうまく融合させた傑作の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。日本でもアートブックが発売されれば、改めて計画されていたことを確認しながら、映画を再鑑賞してみるのも面白いかもしれない。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
【広告】
【広告】