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DC映画関連のプロジェクトなどが並行して進むなか、親会社であるワーナー・ブラザース・ディスカバリーもここ数年で体制や編成の入れ替えが続いている。
ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)のCEOデヴィッド・ザスラフ氏は、現在複数企業からの買収提案や打診を受けている事実を公表し、「戦略的選択肢の検討」を開始したと明らかにした。WBDの説明は“選択肢の見直し”に留まっており、即時の売却決定ではないが、全社売却と主要資産の個別売却の両方を視野に入れると報じられている。
あわせて、情報によるとWBDは外部からの大型オファーを退けたとも伝えられている。以前の報道によれば、パラマウント・スカイダンスからの約600億ドル規模の提示は受け入れられず、会社側は選択肢の検討を継続する姿勢だという。この発表を受け、株価は一時上昇していた。
WBDの買い手候補にはパラマウント以外にも非公式ながらNetflixやコムキャストの名前も挙げられている。
現時点で、個別ブランドや映像作品への具体的な影響は示されていない。ただ買収提案が受け入れられれば何らかの影響があることは避けられず、スタジオ再編によって複数のプロジェクトが中止となることも考えられるだろう。
子会社であるDCスタジオについてもまだ走り出したばかりの段階であるが、もし親会社の方針が大きく変わることになれば映画製作にも多大な影響を及ぼすだろう。特にDCスタジオ共同代表のジェームズ・ガン監督は量より質にこだわるクリエイターであり、闇雲の作品を量産していくことに対しては反対の立場を取っている。もしこういった姿勢がワーナーの新体制で受け入れられなかった場合は、大きなハレーションを起こすことは間違いないだろう。
果たして、ワーナーの買収と再編はどのような決着を見せることになるのだろうか?今後の情報に注目しておこう。

でかすぎる動き

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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