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ソニー・ピクチャーズが展開するシェアード・ユニバース「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)」において、トム・ハーディ主演の『ヴェノム』シリーズは人気を博した数少ない成功作であり、SSU唯一の三部作として完結を迎えたシリーズでもある。
完結編となった『ヴェノム:ザ・ラスト・ダンス』では、地球を救うためにヴェノムが自らを犠牲にするという展開が描かれ、エディ・ブロックとの永遠の別れをもってビターなエンディングを迎えることとなった。
そんな中、最近の海外メディアのインタビューでトム・ハーディは、今後エディ・ブロック役を再演する可能性があるかを問われ、次のように答えている。
SSUシリーズは全体としては興行的に厳しい結果が続いており、現時点では『ヴェノム4』の制作計画も存在しないと見られている。
『ザ・ラスト・ダンス』のラストでは、シンビオートの起源である暗黒の存在「ヌル」がさらなる復讐を誓うシーンが描かれ、続編を予感させるクリフハンガーで締めくくられていたが、今のところその伏線が回収される兆しはないのだ。
かつては、マーベル・スタジオとソニーの共同制作となるMCU映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』で、エディとヴェノムが再登場し、ヌルと対決するというウワサも流れていたが、以降続報は途絶えたままだ。
とりわけファンの間では、スパイダーマンとのクロスオーバーを期待する声が根強くあった。『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のポストクレジットシーンでは、MCUのスパイダーマンが示唆され、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でもヴェノム&エディが登場したものの、両者が顔を合わせることはなく、共演は幻に終わっていた。
そして、SSUシリーズ全体の不調を受け、ソニー側の今後の戦略やヴェノムに関する具体的なプランも依然として不透明なままだ。
果たして、トム・ハーディが再びエディ・ブロックとしてスクリーンに帰ってくる日は訪れるのか? そして、いつかスパイダーマンとの本格的な共演が実現することはあるのだろうか?今後の展開に引き続き注目したい。

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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