『サンダーボルツ*』隠されたヒーローの存在にプロデューサーが言及 ー 「可能性はあります」

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※この記事には『サンダーボルツ*』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

MCUシリーズ『サンダーボルツ*』では、過去の作品に登場した元ヴィランやアンチヒーローたちが集結し、新たなヒーローチームの結成が描かれている。

同名のコミック作品では多様な構成員が描かれており、その中でも特に印象的な存在がソングバードである。

映画にはソングバードは登場しないが、ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(通称ヴァル)の助手として登場するメルをめぐり、彼女が実はソングバードなのではないかという推測がファンの間で広まっている。特に予告編で確認された小鳥のネックレスが、その説に拍車をかけていた。

この点について、IMDbのインタビューに応じた『サンダーボルツ*』のエグゼクティブ・プロデューサー、ブライアン・チャペック氏は次のように語っている。

”ファンがこのキャラクターが存在しているのか、それとも存在していないのか、考えようとしているキャラクターがいますよね。彼女が身につけている紋章が、このキャラクターの今後を暗示するものなのか、それともそうではないのか、可能性はあります。それが私の考えです

明言は避けつつも、その可能性を否定しない発言から、将来的にメルがソングバードへと発展する展開が検討されていることも考えられる。

メルを演じたジェラルディン・ヴィスワナサンは、当初からソングバード役の候補としてウワサされており、劇中でも彼女の名前は「メル」とだけ呼ばれ、フルネームは明かされていない。これは、コミックでの本名「メリッサ・ゴールド」の略称である可能性を示唆している。

ソングバードは、音波を武器とする能力者であり、その音を用いて防御壁を作ったり、衝撃波として攻撃したりと、戦闘において多彩な活躍を見せている。元はヴィランとしてサンダーボルツに所属していたが、偽りのヒーロー活動の中で正義に目覚め、真のヒーローへと成長する姿が描かれてきた。

さらに、ノーマン・オズボーンによってチームが乗っ取られた際も彼女は離脱せず、チームの再生を試みるなど、芯の強いヒーローとしての活躍が描かれている。

映画に登場するメルも、劇中ではヴァルの補佐役でありながら、密かにバッキーへ計画を伝えるなど、組織内での内部告発者的な行動を取っており、ソングバードのような独自の正義感を感じさせる描写が見られる。

彼女は物語の最後まで生存しているため、今後のMCU作品──とくにヴァルが再登場するであろうスピンオフや続編──において再び重要な役割を担う可能性がある。そのとき、正式に「ソングバード」としての覚醒が描かれることを期待したい。

『サンダーボルツ*』は2025年5月2日より劇場公開中だ。

これが匂わせってやつ?

ゆとぴ

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