『サンダーボルツ*』は当初『ダイ・ハード』風だった? ー セントリーの関係も異なっていた

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MCUシリーズの最新作として公開が予定されている『サンダーボルツ*』は、元ヴィランやアンチヒーローたちが、アベンジャーズ不在の中で世界の危機に挑む姿を描いており、新たなヒーローチームの誕生に期待が寄せられている。

本作でメガホンを取ったジェイク・シュライアー監督は、Games Radarとのインタビューで、『サンダーボルツ*』には当初『ダイ・ハード』風のアイデアが存在していたことを明かした。

”(脚本家の)エリック・ピアソンがブライアン・チャペックとこの映画について思いついた時、最初のバージョンには『ダイ・ハード』風のものがあったと思います。あるいはすべてが金庫室で起こり、そこから脱出するという、すごくクールな展開になっていたでしょうね”

『ダイ・ハード』は、日系企業が主催するパーティが開かれるビルをハイテク武器を持ったテロリストが占拠し、たまたま居合わせた非番の刑事が単独で立ち向かう物語だ。

シュライアー監督の言う「すべてが金庫室で起こる」という構想も、『ダイ・ハード』の舞台設定に近いものだったと考えられる。

また、本作のキーパーソンであるボブ、すなわちセントリーについては、当初サンダーボルツの一員として登場させる案もあったと明かしている。

”最初のことはボブをサンダーボルツのチームに迎え入れるというアイデアを模索していました。その前の脚本のドラフトでは彼らは並行的に別の行動をしていましたが、結末をうまくまとめるためには、お互いに良く知る必要があると思いました”

ボブは人体実験によって誕生した、スーパーマン並みの強さを持つキャラクターであり、セントリーとして描かれている。さらに彼には邪悪な別人格ヴォイドも存在し、これも本作に登場することが判明している。その強力な存在に対して、サンダーボルツたちがどのように立ち向かうのかも見どころだ。

なお、セントリーは『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』にも登場することが明らかになっている。

注目の映画『サンダーボルツ*』は2025年5月2日に日米同時公開予定だ。

ゆとぴ

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