『サンダーボルツ*』監督、元セントリー役スティーヴン・ユァンの交代に言及 ー 「脚本の変更はなかった」

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。

MCUシリーズの映画『サンダーボルツ*』では、シリーズ初登場となるセントリーがサンダーボルツたちに立ちはだかる脅威として描かれている。

コミックでも重要なキャラクターとして知られるセントリーを演じるのはルイス・プルマンだ。予告編では、コミックに忠実なスーツ姿を想起させる映像も確認されており、劇中での活躍にも期待が寄せられている。

しかし、実は当初この役にはスティーヴン・ユァンがキャスティングされており、すでにスーツの試着テストなども行われていたと報じられている。

キャスト交代の理由は、スティーヴン・ユァンのスケジュールの都合によるものだが、最近の海外メディアのインタビューにて、ジェイク・シュライアー監督が初めてその影響について語っている。

脚本の観点ではあまり変更はありませんでした。どんな俳優にも求められるのは、そのキャラクターとの繋がりを探求することだと思います。ルイスと取り組むことには非常に前向きな気持ちになりましたし、彼はキャラクターのあらゆる側面を理解することに非常に熱心なので、新しいプロセスだと感じました”

ストーリー上では俳優交代による影響はほとんどなかったとされており、おそらくどちらの俳優が演じても、セントリーの役割そのものに大きな変更はなかったのだろう。

とはいえ、ビジュアル面では違いが出るのは確実であり、MCU版のセントリーには俳優変更に合わせたデザイン調整が加えられたとみられる。

コミックにおけるセントリーは、スーパーマン級のパワーを持つ最強クラスのヒーローでありながら、その内に“ヴォイド”という邪悪な人格を抱えている。予告編では、このヴォイドによって人々が闇に飲み込まれていく印象的なシーンも描かれている。

この圧倒的な力を持つセントリー/ヴォイドに対し、サンダーボルツたちがどう立ち向かっていくのかは、本作最大の見どころのひとつだ。

ちなみに、シュライアー監督が本作のメインヴィランにセントリーを選んだ理由については、別のインタビューの中でも語られている。

注目の映画『サンダーボルツ*』は2025年5月2日に全米公開予定だ。

ゆとぴ

ゆとぴ

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

@frc_watashi_ame

ゆとぴのトイハコ

@frc_hero