DCU『スーパーマン』スーツ、再びトランクスが復活した理由は? ー 監督が意図を明かす

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。

DCUシリーズの第1弾映画として公開予定の『スーパーマン』では、劇中に登場するスーパーマンの新たなスーツデザインが話題となっている。このスーツでは久しぶりに赤いトランクスが復活しており、多くのDCファンの間で注目を集めている。

一つ前のヘンリー・カヴィル版スーパーマンでは、ブルーのタイツを基調としたスーツが採用され、赤いトランクスはデザインから排除されていた。このデザインはクールさを強調したもので高評価を得ていたが、今回の赤いトランクス復活について、ジェームズ・ガン監督が海外メディアのインタビューでその理由を明かしている。

”私たちはさまざまなバージョンを試し、トランクスありとなしでスクリーンテストを行いました。デヴィッド・コレンスウェットが言ったことの一つは、スーパーマンは子供たちに自分を怖がらせたくないということです。彼は宇宙人で、超強力なパワーを持っています。目からビームを出し、トラックを吹き飛ばすこともできる。信じられないほど強力で恐ろしいとも思われる存在ですが、彼自身は人々に好かれたいと思っています。スーパーマンは希望とポジティブさの象徴になりたいのです”

またガン監督はスーツデザインには明るい色が使われ、スーパーヒーローであるスーパーマンが人々を恐れさせないようにする意図が込められているとも明らかにしている。赤いトランクスを復活させることで、スーパーマンという本来恐れられるべき存在を親しみやすいものにし、希望とポジティブさの象徴としてのキャラクター性をより強調しているのだ。

また、映画の演出やポスターなどからも少し懐かしさを感じさせる要素もあり、映画全体の柔らかさやヒロイックな雰囲気を表現する意図も感じ取ることができる。

新たなスーパーマンの活躍が期待される『スーパーマン』は、2025年7月11日に全米公開予定だ。

ゆとぴ

ゆとぴ

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

@frc_watashi_ame

ゆとぴのトイハコ

@frc_hero