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※この記事には『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。
公開から一ヶ月近く経ったことで様々な裏話などが明かされ始めている映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。
今作は複数のヴィランが過去のスパイダーマン映画と同じ俳優によって再演される形で登場していることでも話題だが、脚本家のひとりであるエリック・ソマーズ氏は海外メディアのゴールドダービーのインタビューのなかで、メインヴィランが当初は異なっていたことを明らかにした。
※この記事には『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ではウィレム・デフォー演じるノーマン・オズボーン/グリーンゴブリンがメインヴィランとしてトム・ホランドのスパイダーマンと対峙していたが、どのようにして彼がメインヴィランとしてスポットが当てられたかを明らかにした。
ソマーズ氏は脚本執筆当初はグリーンゴブリンをメインヴィランにするつもりはなかったようだ。一方でその前に誰がメインヴィランに予定されていたかはわからない。ただ以前の情報では今作は当初、クレイヴン・ザ・ハンターの登場も想定されていたようだ。
さらにソマーズ氏は続けて、グリーンゴブリンがメイおばさんとは正反対なキャラクターで、なおかつサム・ライミ版『スパイダーマン』から2度目のチャンスが与えられたと話した。
『スパイダーマン』のラストの死の直前でMCU世界に転送されてきたグリーンゴブリンは、世界が変わっても己の欲望のままにピーター・パーカーを追い詰め、メイおばさんが死亡する直接的な原因を作っていた。そのことによりピーターにとって宿敵に変わり、20年ぶりに再びメインヴィランとして映画に強烈なインパクトを残すことになったのだ。
多くの紆余曲折を経ながらも現在の形に収まった『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。その完成度の高さを改め劇場で楽しむのも良いかもしれない。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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