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※この記事には『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』のネタバレが含まれています。ご注意ください。
前作以上の大ヒットを飛ばしている映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』。
今作のラストではマイルス・モラレスを噛んだ蜘蛛の元々の世界であるアース42が登場し、マイルスはそこに存在する、プラウラーとなってしまったマイルスと顔を合わせ、ピンチのまま映画の幕が閉じてしまった。
このマイルスは蜘蛛に噛まれることもなく、さらにはスパイダーマンも生まれていない世界ということもあり、ヴィラン化したかのように描かれていたが、最近明らかになったカットされたアース42のマイルスとアーロン・デイヴィスの活躍を描くシーンが明らかになった。
A 2020 movement test of Miles G. (boards by the amazing @wyntonred and @SpencerWan and anim by @NickTyson) explores how he would've been trained by his Uncle Aaron (the original Prowler) before the events of the film. We called the character "Wiles" back then. #Spiderverse pic.twitter.com/q4FJg7CZzL
— Kemp Powers (@Powerkeni) June 30, 2023
ご覧の通り、プラウラーとなったマイルスはアーロンと協力して困った人に薬を届けるといった行動を見せている。
これはヴィランというよりは明らかにヒーローとしての活動については、以前今作のアートブックでも触れられ、ヴィジランテ(自警団)と表されていた。
ただこのシーンはカットされているため、実際のところは設定が変更されている可能性があることはご注意いただきたい。
『アクロス・ザ・スパイダーバース』にはこういった裏設定のようなものが数多く存在するが、カメオ出演したドナルド・グローヴァー演じるアーロン・デイヴィス/プラウラーの名前についても明らかになっている。
“We have a Prowler”
One of the more fun surprising assignments was getting to lay down some first pass designs for the #DonaldGlover #Prowler
I looked at racing suits and riot gear to try to translate the prowler design into real life#AcrossTheSpiderverse pic.twitter.com/Hvp5K68Ar3— kris anka (@kristaferanka) July 5, 2023
彼が演じたプラウラーのコンセプトアートには”MCUプラウラー”と名付けられていることが明らかになっている。
実写のアーロンは『スパイダーマン:ホームカミング』に登場したまでで、プラウラー化までは至っていない。もしその後のアーロンがプラウラー化していたとしたら、『アクロス・ザ・スパイダーバース』のアーロンは同一人物ということになる。
先程のマイルスのシーンと同様に公式設定として採用されているかは不明ではあるが、スパイダーマン関連のユニバースの拡大は着実に行っていこうとしていることがわかる。
今後これらのカットシーンや設定が何かしらの媒体で明らかにされることを期待しておこう。
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は2023年6月16日より劇場公開中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。