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MCUシリーズとして大ヒットを飛ばしている映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。
今作ではスパイダーマンの新しいスーツであるブラック&ゴールドスーツとインテグレーテッドスーツの2種類が登場している。
ただ実際の撮影でこれらのスーツが作られているといったことでは必ずしもないようで、映像ではCGによって再現する試みがされている。
そのスーツの再現の大変さについてVFXスーパーバイザーであるクリス・ワーグナーが海外メディアのbefore&afterのインタビューに答えた
ワーグナー氏は今作に登場したインテグレーテッドスーツについて話し、実際に撮影のときに来ていたスーツの上からCGによってスーツの再現をしていることを明らかにした。
その際に細かい筋肉の動きなどを合わせることに苦労したと話し、ハリウッド随一のVFXチームでも困難な作業だったことが伺える。
一方でその課題を見事に成し遂げたことで違和感なくインテグレーテッドスーツの活躍を映画で描いてくれている。この点は非常に素晴らしいポイントと言えるだろう。
CGというのは一瞬でもクオリティの低さを感じてしまうと、そこが気になってしまいストーリーが頭に入ってこないというのもザラにある。
今作においてもふんだんにCGが使用された映画ではあるが、どこが実際のものでどこがCGなのかと見分けるのは難しいところだ。こういった点に注目しながら改めて映画を観てみるのも楽しいかもしれない。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日より日本でも劇場公開中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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