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MCUシリーズの大ヒット映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』には、過去のスパイダーマン映画から同じ俳優でのヴィランが再登場したことで、非常に注目度も高い映画となっていた。
一方でサンドマンとリザードについてはトーマス・ヘイデン・チャーチとリス・エヴァンスの再出演はならず、過去の映画からの映像を再利用することで作られていた。
この点について今作のVFXアーティスのケリー・ポート氏が海外メディアのインタビューのなかで当時の製作に関して振り返ってくれた。
『アメイジング・スパイダーマン』や『スパイダーマン3』での映像や、未使用シーンをベースに、そこに編集を加えることで『ノー・ウェイ・ホーム』での活躍を描いたと明らかにしてくれた。特にラストバトルで二人が元の人間に戻るシーンは元の俳優のシーンが当時の映像そのままに使われていたことが、劇場公開の時点でわかっていた。
これらのシーンが違和感なく現代の映画に差し込めるのはさすがのVFXチームの技術力と言えるだろう。
ちなみにポート氏はここに加えて、予告編でまだ二人のスパイダーマンが隠されていたシーンについて振り返り、なにもいないところでリザードが蹴られているシーンについては、単純にトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィルドのスパイダーマンの二人のライヤーを消しただけなので、リザードのモーションについてはそのままになっていたと裏話も明かしてくれている。
過去と現在の映像が上手く混ざり合いながら製作された『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は先行でデジタル配信中だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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