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スパイダーマンというキャラクターは複雑な権利関係をはらんでいることはご存じのとおりで、映像関係の権利についてはマーベルではなく、ソニー・ピクチャーズが保有している状態が長年に渡って続いている。
基本的にはソニーが単独でスパイダーマンの映像作品を制作していくことが続いていたのだが、『スパイダーマン:ホームカミング』からは共同制作という形でマーベル・スタジオと手を組んで、MCUシリーズにスパイダーマンが登場するようになっている。
一方でソニーも単独でスパイダーマンのスピンオフ映画シリーズである「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」の展開をしており、すでに『ヴェノム』2作品と『モービウス』が公開済みとなっている。
そんな中で制作のウワサのある映画『スパイダーマン4』について、海外のスクーパーによると、MCU世界とSSU世界の本格的な接続が描かれ、クロスオーバーの始まりとなると報告している。
具体的にどのような内容かは不明だが、これが2つの世界の融合を意味しているのか、それともトム・ホランド演じるスパイダーマンが、SSU世界に行き、SSUシリーズとしての本格的な始まりを意味するのかなど、様々な推測はされている。
いずれにしてもソニーとしてはスパイダーマンというコンテンツを使ってまだまだ作品制作をしていくことが発表されているため、実写映画においてもスパイダーマンが中心となっていくことは間違いないだろう。
MCUとSSUシリーズの2つは現状では別世界の設定となっているため、いままで大きなクロスオーバーはなかったが、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のラストではエディとヴェノムがMCU世界に転送されてしまい、ヴェノムは映像に写し出されたピーター・パーカーを知っている様子を見せていた。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ではその後のエディとヴェノムが描かれていたが、スパイダーマンに会いに行こうとした瞬間に、元の世界に強制送還されてしまった。
また『モービウス』では『ノー・ウェイ・ホーム』でのストレンジの魔術の影響で、ヴァルチャーがSSU世界に転送されて、そのまま残されていることが明らかになっている。
これらすべてが数分間のポストクレジットシーンで展開されているものであったため、本格的なキャラクター同士の絡みは描かれてこなかった。
果たしてウワサの『スパイダーマン4』はどのような内容になるのだろうか?今後の情報に注目をしておこう。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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