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MCUシリーズの最新作として公開を予定している映画『デッドプール&ウルヴァリン』。
ライアン・レイノルズ演じるデッドプールと、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンの二大人気キャラクターがタッグを組む映画としても注目度は高く、長年ファンが待ち望んだ共演を楽しむことができる。
しかし実は二人のキャラクターが共演したのはこれが初めてではなく、2009年公開の『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』でも共演したことがあった。
ライアン・レイノルズは海外メディアのインタビューでこの当時のことを振り返り、口が縫われたデッドプールについてコメントをしている。
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』でのデッドプールは、日本刀を二本操るミュータントのウェイド・ウィルソンとして登場。設定なども大幅に変更されていたが、おしゃべりな点は変わっていなかった。
しかし劇中でウエポンXI計画の素体にされてしまい、ウエポンXI/デッドプールとして劇中の終盤に再登場。再生能力やサイクロップスのオプティックブラストなど複数の能力を持った最強ミュータントとして現れたが、口が完全に縫われたことで唯一の欠点とされたおしゃべりが、文字通りに塞がれてしまった。
スタジオがデッドプールの設定を活かしきれず、むしろ潰したことに当時のファンからの評判も悪く、いまなお悪い意味で語り継がれるキャラクターになっている。
『デッドプール2』のポストクレジットシーンでは、デッドプールがタイムマシンを使って自らの失敗作と言えるウエポンXIを殺害したことで、大いに自虐ネタとして利用していた。
ライアン・レイノルズはこの他にもウエポンXIを最悪としながらも、同時に映画の撮影現場では感謝していることもあると話している。
ヒュー・ジャックマンの人柄を感じるエピソードにもなっている。
『デッドプール&ウルヴァリン』は20世紀FOXがマーベル・スタジオと同じディズニー社傘下になったことで実現した映画で、当初はライアン自身が物語のアイティを出していたが、ウルヴァリンの登場はヒュー・ジャックマンからのオファーであったことも明らかになっている。
コミックと同じイエローのスーツを着たウルヴァリンと、ウエポンXIを闇に葬ったデッドプールがどのような共演を見せてくれるのか期待をしておこう。
映画『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月24日に日本公開予定だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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