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MCUシリーズでアベンジャーズの初期メンバーとして活躍しているブルース・バナー/ハルク。
ハルクの単独映画は、エドワード・ノートンが演じた『インクレディブル・ハルク』以来長らく製作されておらず、現在に至るまで新作の単独映画は実現していない。
現在のハルクは、ブルースの人格と身体が融合したスマートハルクとして描かれており、ブルースの人格が主体となっている。そのため、ハルクがかつてのように有り余るパワーを振るい暴れる姿は、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』での過去のタイムラインでしか見ることができていない。
そんな中、海外メディアの新たな情報によると、次にハルクが登場する際にはグレイ・ハルクとして描かれる可能性があるという。
グレイ・ハルクは、その名の通り灰色の肌を持つハルクで、コミックでは初期のハルクをイメージしたキャラクターである。ブルースや緑のハルクとは別人格であり、ラスベガスでジョー・フィクジットという偽名を使い、用心棒のような活動をしていた設定を持つ。知性はブルースより劣るが、好戦的な性格であり、ハルク並みのパワーを持つ。この設定がそのまま採用されるかは不明だが、新たな人格として登場するのは興味深い試みとなるだろう。
さらに、ハルクの新しい単独映画がほぼ確実に製作されるとも報じられており、そのタイトルは『ワールド・ウォー・ハルク』か『ハルクVSウルヴァリン』のいずれかになる可能性があるという。ハルクとウルヴァリンの対決は、『デッドプール&ウルヴァリン』でサプライズ的に描かれており、これが独立したエピソードとして映画化される可能性が示唆されている。
ハルクの単独映画が長らく製作されてこなかった理由としては、配給権がユニバーサルにあったためだと言われていた。しかし、ハルクの映画が数年間作られなかったことで、配給権がマーベルに返還されたと推測されている。このため、ここ数年のMCU作品ではハルクに関する要素が増加しており、ドラマ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』や『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』では、『インクレディブル・ハルク』に登場していたサンダーボルト・ロスが米国大統領として登場し、さらにレッドハルクに変身する姿が描かれる予定だ。
また、ヴィランとしてサミュエル・スターンズがリーダーとして再登場することが明らかになっており、『インクレディブル・ハルク』の影響を色濃く受けた作品となっている。
こうした動向からも、ハルクの単独映画が製作される可能性は極めて高いと言える。果たしてグレイ・ハルクの登場や新たなハルクの活躍が描かれるのか、今後の情報に注目したい。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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