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MCUシリーズのスパイダーマンはかつてトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドが演じたスパイダーマン映画とは異なる世界観で作り直された映画で、なおかつ他に多くのスーパーヒーローやヴィランが存在する世界に設定されたスパイダーマンでもあった。
一方でこのシリーズではスパイダーマンの宿敵であるグリーンゴブリンことノーマン・オズボーンが経営するオズコープ社が登場したことはなかった。
このことについてマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏が海外メディアのComicbook.comのインタビューに答え、その理由を明かしてくれた。
グリーンゴブリンとドクター・オクトパスはあえて避けていた
MCUシリーズのスパイダーマンではグリーンゴブリンはドクター・オクトパスなどの、かつての映画と同じヴィランはリブートされてこなかったが、この点について当初からの考えをケヴィン・ファイギ氏は話している。
これまでのスパイダーマン映画になかった要素を積極的に取り入れて製作されたMCUスパイダーマン。
他のヒーロー、特にトニー・スタークやドクターストレンジとのクロスオーバーなどは以前の映画では考えられなかったことだっただろう。
そのためにオズコープ社を登場させなかったのだ。またピーター・パーカーが蜘蛛に噛まれてスーパーパワーを得るくだりや、べんおじさんのことについてもMCUシリーズになってからは描かれていない。
ケヴィン・ファイギ氏はこのほかにも次のように付け加えた。
ファイギ氏はかつてのスパイダーマン映画でヴィランを演じた俳優たちに敬意を払いながら、彼らを上書きするようなことはせずに、ヴァルチャーやミステリオなどのいままで登場したことがなかったヴィランを選択したと話した。
結果的に『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でウィレム・デフォー演じるグリーンゴブリン、アルフレッド・モリーナ演じるドクター・オクトパス、ジェイミー・フォックス演じるエレクトロが再登場するという夢のような作品が完成したため、当初からのケヴィン・ファイギ氏の考えは見事に功を奏したと言えるだろう。
往年のスパイダーマン映画のファンも楽しむことができる『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日に日本公開予定だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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