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※この記事には『ジョーカー』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。
空前の大ヒットとなり、日本でも『アベンジャーズ/エンドゲーム』でもなし得なかった週間ランキング1位の立て続けに更新している『ジョーカー』。
その衝撃的で癖になる内容に、なんどもリピートしているファンも存在しています。
非常によくできた映画である『ジョーカー』に関して、一部では続編の噂もささやかれています。
そのことについて主演のホアキン・フェニックスが自身の考えを述べています。
※この記事には『ジョーカー』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。
『映画が成功したからといって続編はやらない』
海外メディアのロサンゼルスタイムズのThe Envelopeのインタビュー答えた『ジョーカー』主演のホアキン・フェニックスは、続編の噂についてどのように考えているかをコメントしています。
・Will there be a ‘Joker’ sequel? Joaquin Phoenix shares his thoughts
ホアキン・フェニックス自身は『ジョーカー』の続編には否定的な立場を表明しています。メガホンをとったトッド・フィリップス監督は、ホアキン・フェニックスの意向次第では続編の製作をするとコメントしていましたが、現状だと望みは薄いかもしれません。
しかし彼はジョーカーことアーサー・フレッグについては『探求するべきことが多すぎる』として、役を演じる上で描き切れていないこともあることを明かしていました。
今作はアーサーが妄想癖を抱える精神病患者であることを中心で、非常にあいまいな部分を残しながら物語が展開されていきました。その途中ではっきりとアーサーの妄想であるところも判明していましたが、それ以外の部分に関してはどこまでが現実で、どこまでがアーサーの頭の中なのかはわかっていません。この現実と妄想の曖昧さによって、観客自身も精神病患者の状態を疑似体験するようなストーリー構成になっていたと思います。
またこの映画に登場したジョーカーが、バットマンの宿敵であるジョーカーなのかという疑問もいくつか見られます。本編の最後には暴漢に襲われたウェイン夫妻と、生き残った幼きブルース・ウェイン(のちのバットマン)という、有名なバットマンの起源が描かれていました。
しかしブルースとアーサーの年齢差は親子ほどもあり、明らかに年齢が開きすぎている点が指摘されていました。一部ではアーサーの行動に影響を受けた人物がのちの本物とジョーカーになったという説も唱えられています。
その点についてもホアキン・フェニックスは映画が曖昧さを残しているところにこそ高い評価があることを認めていました。
トッド・フィリップス監督自身は劇中での現実と妄想の明確な答えを持っていることをインタビューの中で明かされていましたが、果たしてそれが明かされる日はくるのでしょうか?
続編製作があった場合にはその答えも描かれることを願います。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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