ジェームズ・ガン、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で断ったものとは? ー 「ソーは出さない」

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現在DCスタジオの共同代表を務め、最新作『スーパーマン』の公開を控えるジェームズ・ガン監督は、かつては競合であるマーベル・スタジオが展開するMCUシリーズ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を手がけていたことでも広く知られている。

三作品すべてが大ヒットを記録し、当初は知名度の低かったガーディアンズのキャラクターたちは、いまや多くの人気を集める存在へと成長した。

最近、エンターテインメント・ウィークリー誌のインタビューに応じたガン監督は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』に関して、NGを出した演出としてソーを登場させたくなかったと語っている。

”脚本の注釈に「ソーを出さない」と書いてたんだ。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』にソーを登場させたくなかったんだ。ソーを主人公にした映画はやりたくない。僕はソーというキャラクターをしっかり理解できていない。もちろん彼の映画を観るのは大好きだし、クリス・ヘムズワース(ソー役)も大好きだ。でもあのキャラクターをどう書けばいいのか、私には理解できないんだ”

ソーを『ガーディアンズ』に登場させなかった理由として、ガン監督は自身がキャラクターへの理解を深められなかったことを明かしている。

ソーは『アベンジャーズ/エンドゲーム』の後、ガーディアンズと共に宇宙を旅立っており、単独映画『ソー:ラブ&サンダー』の冒頭では、ガーディアンズの一員として活動している様子が描かれていた。

その後は、ゴアの娘であるラブとともに「ラブ&サンダー」として行動しているため、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』には登場していない。

ガン監督としても、あくまで“ならず者集団”であったガーディアンズを主人公に据えることが本作の核であり、ヒーロー然とした存在であるソーというキャラクターは、自身の描く『ガーディアンズ』の世界観にはそぐわなかったのかもしれない。

ジェームズ・ガン監督のキャラクターへのこだわりが垣間見えるエピソードとなった。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズは現在、Disney+(ディズニープラス)で配信中だ。

確かにガーディアンズとソーは根元が大きく異なるヒーローですよね

ゆとぴ

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