『ゴジラー1.0』がアカデミー賞視覚効果賞を受賞 ー アジア映画では初の快挙

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3月10日(現地時間)にロサンゼルスで第96回米アカデミー賞授賞式が開催され、その視覚効果賞を山崎貴監督作品の『ゴジラ-1.0』が受賞した!

邦画だけでなく、アジア映画としてもアカデミー賞の視覚効果賞を受賞するのは初の快挙となった。

今作は日本を代表するVFXクリエイターが集まる白組によってCGの制作が行われ、劇中に登場するゴジラはもちろん、海の飛沫やエフェクトなどをCGで表現し、国内外問わず大きく評価を受けていた。

また映画監督がこの賞を受賞したのは、『2001年宇宙の旅』のスタンリー・キューブリック監督以来、55年ぶり、史上二人目となる。

映像表現にこだわり抜かれた特撮映画、怪獣映画、そして日本を代表する怪獣王ゴジラの映画としても、視覚効果賞を受賞することは非常に意味のあるものであり、まさに高い技術力によってゴジラに命が吹き込まれたことが最大の受賞理由だろう。

第96回米アカデミー賞ではこの他にも長編アニメーション賞で宮﨑駿監督『君たちはどう生きるか』が、『千と千尋の神隠し』以来2度目の受賞を果たしており、日本の映画がアニメ・実写問わずに大きく評価された授賞式となった。

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