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MCUシリーズの最新作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』では、ふんだんにVFXが使用されていることは言うまでもなく、リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティックによる体の伸縮や、スー・ストーム/インビジブル・ウーマンのバリアや透明化能力、ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチの燃え上がる体、そしてベン・グリム/ザ・シングの岩の体もVFX処理によって表現されている。
しかし、実はザ・シングの撮影には実際のスーツも存在していたことがわかっており、スタントマンによって演じられていたと報じられている。
さらに、マット・シャックマン監督がEmpire誌のインタビューで明かしたところによると、ザ・シングに見立てた岩の「ジェニファー」も存在していたという。
つまり、そのジェニファーを用いて光の当たり方や質感、影の落ち方などを参考にしながら、映画内のザ・シングが表現されたとシャックマン監督は語っている。これにより、岩の体を持つザ・シングがよりリアルな存在感で描かれていることが示唆されている。
加えて、実際のスーツを使用したことも、劇中におけるシングのリアリティを高める要因となっている。
振り返れば、2005年版『ファンタスティック・フォー』では特殊メイクによってシングが表現され、2015年版ではモーションキャプチャー技術が使用されていた。本作でもモーションキャプチャーはもちろん用いられているが、監督の強いこだわりにより、よりリアルな岩のシングが描かれることが期待される。
新たな時代のVFXと古典的な撮影技術を融合させて製作された『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は、2025年7月25日に日本公開予定である

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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