『ファンタスティック・フォー：ファースト・ステップ』はオリジンの物語ではない ー 監督が明言

MCUシリーズの新作として撮影もスタートした映画『ファンタスティック・フォー：ファースト・ステップ』。

サンディエゴ・コミコン2024ではサブタイトルに加えて、会場内限定で劇中の映像も公開されたことでも話題となっている。

過去に実写化された『ファンタスティック・フォー』とも大きく差別化されている今作だが、メガホンをとるマット・シャックマン監督は、今作がファンタスティック・フォーたちのオリジンストーリーではないとコメントしている。

『ファンタスティック・フォー』は過去に20世紀FOXで2度にわたって実写化しており、いずれもオリジンストーリーが描かれていた。
そのため3度目となる今作ではあえてオリジンストーリーにはそこまで詳細に描かないとマット・シャックマン監督が話した。

こういった事例は過去にもあり、トム・ホランドが演じたスパイダーマンはオリジンストーリーが描かれたことはない。ソニー・ピクチャーズの『スパイダーマン・トリロジー』と『アメイジング・スパイダーマン』にてすでに描かれており、内容としても有名なものであったことから、MCUにおいては避けられていた。

今回の『ファンタスティック・フォー：ファースト・ステップ』がどのようにして彼らの物語を描くは気になるところだが、ヴィランにはギャラクタスが登場することも予告されており、FOX版からは大きく異なる作品になりそうだ。

また彼らのヴィランとして有名なドクター・ドゥーム役にはロバート・ダウニーJr.が出演することも発表されており、何らかの絡みがあるのかも注目しておきたい。

『ファンタスティック・フォー：ファースト・ステップ』は2025年7月25日に全米公開予定だ。

ゆとぴ

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

@frc_watashi_ame

ゆとぴのトイハコ

@frc_hero