ディズニー社CEO、マーベル作品のテコ入れに言及 ー 「掘り下げるものを考える必要がある」

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マーベル・スタジオを傘下に置くウォルト・ディズニー社は数多くのコンテンツを抱えており、グループ会社を全て含めると膨大な数のコンテンツを1年の間に公開している。

特にMCUシリーズはフェイズ4に入ってから、1年のうちに公開・配信する作品数が大きく増え、それに反して品質の低下の危惧もされている。

ディズニー社CEOであるボブ・アイガー氏海外メディアのインタビューに対して、マーベルのキャラクターについて誰を掘り下げていくのかを考える必要があるとコメントした。

「マーベルには7000のキャラクターがいた。まだ語られていないストーリーがたくさんあります。マーベルの物語の量がどれだけあるかではなく、特定のキャラクターに対して、何回焦点を当てていくのかが大切です。3作目や4作目が必要なのか、それとも他のキャラクターに変える時期なのか。マーベルブランドには何の問題もないです。私たちは単に、どのキャラクターやストーリーを掘り下げるかを考える必要があります。そして、マーベルの次の5年間を見ると、新しいものがたくさん登場するでしょう。私たちはアベンジャーズシリーズに戻りますが、全く違うアベンジャーズで戻ってきます。」

マーベル自体には特に何も問題は発生していないが、数多く存在するキャラクターのうち、何が映画やドラマで掘り下げていくストーリーなのかを今後より選定していく必要があるとの考えを示したアイガー氏。

すでにスケジューリングされているMCU作品のなかでも、知名度が高いようなキャラクターではない作品も存在している。

もちろん実写化前に知名度が低くとも、その後に大きく人気を獲得する『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のような例もある。ただ全てがこの例のようにうまくいくわけではなく、特に質より量の体制だったころに、品質を蔑ろにすれば、知名度の低いキャラクターに魅力を与えることは難しいはずだ。

アイガー氏の言うように、今後は焦点を当てていくキャラクターの数も絞られていく可能性が高いだろう。

一方で次に公開する『アベンジャーズ』については、過去の4作品とは全く異なるものになるともコメントしているため、マルチバース・サーガの新時代のアベンジャーズが見れることにも期待をしておこう。

MCUシリーズは『アントマン&ワスプ:クアントマニア』を皮切りにフェイズ5に突入している。

ゆとぴ

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