『デッドプール&ウルヴァリン』ラストのバトルシーンはゾンビが相手だった ー 虚無空間も登場せず

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※この記事には『デッドプール&ウルヴァリン』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

MCUシリーズの映画『デッドプール&ウルヴァリン』では、マドンナの名曲『Like a Prayer』を使用したラストのVS変異体デッドプール軍団との対決が公開直後から話題となっていた。

脚本家のポール・ワーニック氏とレット・リース氏海外メディアのインタビューの中で、実はこのシーンは当初はゾンビ軍団との対決であったとアイディアを明らかにした。

ワーニック:”ライアン・レイノルズはヒュー・ジャックマンが出演を決める前から、マドンナの『Like a Prayer』を取り入れたいと思っていました。デッドプールのワンシーンを撮りたいと思っており、曲に合わせてカメラが横切りながら左から右へ動き、敵たちを切り刻むというシーンです
デッドプール軍団になる前はゾンビでした。ライアンが電話でこのアイディアを提案し、映画のクライマックスで曲に合わせてゾンビを殺していくというシーンでした。最終的には制作していくうちにデッドプール軍団へと進化していきました”

また今作にて主な舞台になっている虚無空間については、当初は地獄であったとも明らかにしている。

他の情報では『ローガン』でのウルヴァリンは死後に地獄に行き、彼を連れ戻すためにデッドプールも地獄に堕ちたとのことだ。そして元の世界に戻ったときにゾンビとの対決が待ち受けていたという。またゾンビ以外にも悪魔との対決などもアイディアとしてあったとのこと。

どのような経緯を経てデッドプール軍団を相手にしたのかは気になるところだが、変異体のデッドプールたちもある意味ではゾンビみたいなものだ。二人に切り刻まれても平気で起き上がってくるところはまさにゾンビそのものだった。

結果的には『Like a Prayer』の曲と、マスク姿を初めて披露したウルヴァリンのシーンなどで、このバトルシーンは最高のものとなった。

多くのアイディアを経て完成された『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月24日より劇場公開中だ。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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