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MCUシリーズ初のR指定映画として公開され、世界中で大ヒットを記録した『デッドプール&ウルヴァリン』。
今作はMCUのメインアースである616とは異なる世界を舞台にしており、20世紀FOXが制作した『X-MEN』シリーズのキャラクターたちに焦点を当てた物語になっているため、非常に多くのマルチバース要素があった。
さらにデッドプールがいわゆる”第四の壁”を破るキャラクターであるため、メタ発言も多くあり、特にFOXがウォルト・ディズニー社に買収されたことなどは大いにネタにしていた。
そんな今作のカットシーンが解禁され、そこでデッドプールことウェイド・ウィルソンがMCUのマルチバース映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』と『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の2作品をいじっていることが確認された。
Deleted scene from Deadpool & Wolverine pic.twitter.com/2Kh3kQ6clp
— ComicBook.com (@ComicBook) September 27, 2024
映像はTVAの施設内を移動するもので、エージェントのパラドックスがウェイドにマルチバースの説明をしているシーンとなっている。
パラドックスは「君の宇宙だけが唯一の存在ではない」と話しているが、それに対してウェイドは「僕が『ドクター・アントとクオンタムバース・オブ・マッドネス』見ていないとでも思っているのかい?」と返答した。
なんともメチャクチャなタイトルだが、先述の2つの映画のタイトルを合体させたような作品の名前を挙げて、マルチバースへの理解があることを示している。
おそらくはこの2つの映画の評価がそこまで良くなかったことなどを理由に、いかにもデッドプールらしくいじっているものだと思われる。
ちなみに今作のセリフの中にはMCUの低迷や、マルチバース・サーガの低調についてもいじっており、今回のカットシーンもそのジョークの一つとして盛り込まれていたのだろう。
そんなマルチバース・サーガのひとつとして公開され、見事に大ヒットを記録した『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年12月11日にBlu-ray&DVDが発売予定だ。
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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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