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ジェームズ・ガン監督とピーター・サフラン氏が共同代表を務めるDCスタジオは、2025年7月公開予定の『スーパーマン』から、シェアード・ユニバース「DCU」シリーズを本格的に始動させる。
競合するマーベル・スタジオのMCUシリーズを意識しつつも、DCU独自の展開を計画しており、最近海外メディアのインタビューを受けたガン監督とサフラン氏は、「DCUでは年間3本の映画公開を目指している」と明らかにした。
具体的には、1年に2本の実写映画と1本のアニメ映画を公開する予定だという。さらに、これとは別にMaxで配信される2本の実写ドラマと1本のアニメシリーズも年間のラインナップに組み込まれているため、DCU全体では年間6本の作品が展開されることになる。一方で『ザ・バットマン』のようなDCUシリーズではないものはこのラインナップからは除外されていると思われる。
このペースはMCUシリーズにも匹敵するスピード感であり、DCUが一気に世界観を拡大していく意欲が感じられる。
一方で、近年のハリウッドでは作品の乱発によるクオリティの低下が指摘されている。ガン監督もこの点について言及し、大量の作品を作ることで質が落ちることに対する懸念を示している。
ガン監督は、キャラクターやブランドのネームバリューだけで映画を作るのではなく、脚本を最重要視する方針を貫くことを強調した。
すでに発表されているDCU作品についても、「脚本が完成しなければ制作は進めない」と明言しており、作品の質を最優先にする姿勢がうかがえる。そのため、年間3本というペースも、脚本の完成度によっては調整される可能性がある。
DCスタジオの命運を握る最初の作品『スーパーマン』は、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーにとっても重要なタイトルとされており、その成功がDCUの今後を左右することになる。
映画『スーパーマン』は2025年7月11日に全米公開予定。

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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