ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが分社化 ー 映画部門とスポーツ&ニュース部門で分割

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ハリウッドの映画スタジオである「ワーナー・ブラザース・ディスカバリー」が、分社化することが明らかになった

1つはデイビッド・ザスラフ氏が代表を務める「ストリーミング&スタジオ(Streaming & Studios)」で、ザスラフ氏は新会社の社長兼CEOに就任する。この企業にはDCスタジオをはじめ、HBO Max、HBO、ワーナー・ブラザース・モーション・ピクチャーズ・グループ、ワーナー・ブラザース・テレビジョン、ワーナー・ブラザース・ゲームズなどが含まれ、主に映画・ドラマ・ゲームといったエンターテインメントコンテンツを事業の中心とする。

もう一つはワーナー・ブラザース・ディスカバリーのCFOであるグンナー・ヴィーデンフェルス氏が社長兼CEOを務める「グローバル・ネットワークス」で、こちらはCNN、TNTスポーツ、ディスカバリーなどを含むケーブル部門を主要事業とする。報道やスポーツといった速報性の高いコンテンツが中心となる。

この分社化は2026年半ばに実施される予定であり、それまでの間はザスラフ氏とヴィーデンフェルス氏がCEOとCFOを兼任して運営を継続する。

ワーナーとしては、分社化によって事業領域を明確化し、財務状況の改善を図る狙いがあるとされる。また情報筋によれば、同社が抱える370億ドル規模の負債の大部分は「グローバル・ネットワークス」に引き継がれる可能性があるが、これはまだ最終決定には至っていないようだ。

ハリウッドでも最大級の映画スタジオであるワーナーが、事業構造に大きな変革を加えることで、今後『ハリー・ポッター』や『ロード・オブ・ザ・リング』、さらにはDCコミックス関連作品などにどのような影響が及ぶのか、注視していきたい。

なかなかの大きな変化ですね

ゆとぴ

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