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※この記事には『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』のネタバレが含まれています。ご注意ください。
新たなブラックパンサーの誕生とともに、アイアンマンことトニー・スタークを継ぐ存在としてMCUに初登場を果たしたリリ・ウィリアムズ。
『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』のなかではヴィブラニウムを探知できる機械を学生ながらも作り上げたことで、ネイモア率いるタロカンに狙われた彼女は、ワカンダやシュリたちに協力する形で、自身のスーツのアイアンハートを作り上げてタロカンとの戦いに身を投じていた。
コミックではトニー・スタークとも関係のあった彼女だが、現時点でMCUにおいてはそういったところは描かれていない。
今回海外メディアのインタビューに答えたリリ・ウィリアムズ役のドミニク・ソーンは、削除されたシーンに『アイアンマン』での洞窟でのスーツ制作シーンをオマージュしたものがあったことを明らかにした。
(中略)その間、タロカン人たちの目をかいくぐりながら材料や物資を盗んできて、脱出する準備をはじめた。その間にシュリとリリは、自分の経験について話していました。”
結果的にこれらのシーンはカットされたが、一部の音声が別のシーンで使用されたことを明らかにしている。
この洞窟のなかで作られたのが脱出のためのアイアンハートのスーツだったのかまでは不明だが、深海にあるタロカンを脱出するには十分な装置だったことは間違いないだろう。
また誘拐された二人が洞窟の中でともに人生のことを話しながら、脱出のために協力するシーンは、まさに『アイアンマン』でのテンリングスに誘拐されたトニー・スタークとインセンの二人にのシーンに共通している。
トニーとリリがどのような関係を持っているかについては先述した通り、映画のなかでは明らかにされていない。
コミックではトニーのAIが彼女のサポート役として登場しているのだが、MCUにおいてはどのように関係していくのか気になるところ。
リリ・ウィリアムズは今回の映画の次に単独ドラマの『アイアンハート』の配信を予定しており、そこでは彼女の過去についても掘り下げられていくことは必至だろう。彼女が映画で大事にしていた車の真相など、トニー・スタークやアイアンマンスーツにどのような影響を受けたのかが描かれるのをぜひとも期待しておこう。
『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』は2023年2月1日よりDisney+ (ディズニープラス)で配信開始予定だ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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