ベネディクト・カンバーバッチ、ドクター・ストレンジ役オファー当時を振り返る ー 「ちょっと疑問があった」

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2016年に公開されたMCUシリーズ『ドクター・ストレンジ』は、今までになかったアトラクションのような魔術演出を盛り込み、またコミックのイメージ近いドクター・ストレンジをベネディクト・カンバーバッチが演じてくれた。
今ではすっかり人気キャラクターに成長し、2022年には続編映画の公開も控えている。

そんなベネディクト・カンバーバッチだが、ドクター・ストレンジ役へのオファーがあった当時、気になることがいくつかあったことを明かしてくれた。

『漫画の世界に入るにはちょっと疑問がありました。(ドクター・ストレンジを)非常に時代遅れで、性差別的なキャラクターのように感じた。そして作品はクロスオーバーに縛られており、60年代や70年代の西側のオカルト文化が作った東側の文化に出会うのです。』

ベネディクト・カンバーバッチの最初のドクター・ストレンジへの印象は正直良いものではなかったようだ。悪い意味での時代遅れのようなキャラクターに感じていたことを話してくれた。

また映画へのキャスティングをされた当時は、彼のスケジュールも詰まっており、映画に参加することが難しい状況だった。ただマーベル・スタジオは彼の参加のために撮影を半年前倒しにしたとのことだ。
スタジオとしてはどうしてもベネディクト・カンバーバッチにどうしてもドクター・ストレンジを演じてほしく、他の俳優に演じてほしくないということを熱烈に伝えた。

ちなみにマーベル・スタジオはドクター・ストレンジ役をオファーする以前に、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』でマレキス役へのオファーを検討していたという。

結果的にはベネディクト・カンバーバッチはドクター・ストレンジを見事に演じ、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』でも重要な役割を果たした。

そして次なる映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』では、MCUシリーズにおいてさらに本格的なマルチバースを扱うストーリーとしても注目されている。今後もドクター・ストレンジの存在感が増していくことは確実だろう。

映画は2022年5月6日に全米公開予定だ。

ゆとぴ

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