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2016年にDCEUシリーズのひとつとして公開され、ハーレイ・クインという日本でも人気を博したキャラクターが登場しながらも興行的にはいまいちだったのが『スーサイド・スクワッド』。
この映画は『ジャスティスリーグ』のように製作途中で大幅に変更が加えられており、それによって本来の作品からはかけ離れたものになっていると、数々の関係者やデヴィッド・エアー監督からコメントされている。
そんな中で今作のエディターであるケビン・ヒックマン氏は、元の映画がどのようなものだったかについて改めて話してくれた。
WB幹部への試写で変更へ
海外メディアのインタビューに答えたケビン・ヒックマン氏は、かつて製作に携わった『スーサイド・スクワッド』の変更の経緯を振り返ってくれた。
・ Suicide Squad Editor Shares The Major Changes Made To David Ayer’s Version
以前のインタビューの中では『ブラックホーク・ダウン』のような暗い雰囲気であり、ジャレッド・レト演じるジョーカーもより狂気的に描かれていたという。
またそれに加えて各キャラクターの起源を丁寧に描こうとしていたことも分かった。
ウィル・スミスによるコメディ演出は多少あったというが、劇場公開版ほどは多くはなかったというのも驚きだ。
コメディ要素が功を奏したかどうかは何とも言葉にしがたいが、そのおかけで今のハーレイ・クインのイメージが出来上がったという点も挙げられるだろう。
デヴィッド・エアーカット版の『スーサイド・スクワッド』が製作されるかはわからないが、2021年8月6日には新たにジェームズ・ガン監督がメガホンをとった『ザ・スーサイド・スクワッド』が公開される予定だ。そちらはガン監督も得意とするブラックなコメディ要素も多彩に盛り込まれているため、前作と比較しながらどのような作品になっていくかも注目しておくとよさそうだ。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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