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先日、『ジャスティスリーグ』がザック・スナイダー監督が目指したものに再編集して配信する『ジャスティスリーグ スナイダーカット』の解禁がされて以降、同時にデヴィッド・エアー監督版の『スーサイド・スクワッド』の配信を望む声が日に日に大きくなっている。
『スーサイド・スクワッド』も『ジャスティスリーグ』と同じように制作途中から大きくテコ入れを入れられており、エアー監督が当初目指していたものからは異なるものを劇場公開していた。
エアー監督は今回、実際に撮影したジョーカー登場シーンの存在について明かしてくれた。
カタナのソウルテイカーを要求
あるファンは『スーサイド・スクワッド』の脚本の一部を共有して、デヴィッド・エアー監督にこのシーンを撮影したかどうか尋ねた。エアー監督は引用する形でツイッターでこのようにコメントをしている。
Yes I did. Shot and edited. Of course you were not permitted to see it my friend🤦♂️ https://t.co/PGSpz29T2Y
— David Ayer (@DavidAyerMovies) July 20, 2020
該当のシーンは以下のような内容となっている。
ジョーカーはカタナに対して彼女がもつソウルテイカーをハーレイ・クインに渡すように要求した。しかしハーレイは虐待的なプリンちゃん=ジョーカーの元に戻るのではなく、タスクフォースXのもとに戻ることを選んだ。
このシーン自体は撮影もされ、編集もされたにもかかわらず、映画からは削除されているのだ。
おそらく削除された理由には、ハーレイのジョーカーに対する心情変化が関わっていそうだ。
実際の映画のラストではハーレイはジョーカーによって脱獄させてもらっており、劇中でもジョーカーを裏切るようなそぶりを一切見せなかった。
それに対して今回明かされた削除シーンは、ハーレイがジョーカーから離反するようなものとなっている。
ハーレイの心情はだれがどう見ても真逆に描かれているのはよくわかるだろう。
おそらくエアー監督が目指したものと、ワーナーブラザースなどの上層部が目指したものは大きく方針が違っていたのが伺い知れる。
結局のところWBの意向を飲む形となり、そこから『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』につながったのは事実ではある(当時制作を計画していたかは不明だが)。
しかしファンのエアーカット版『スーサイド・スクワッド』を望む声は収まることを知らずに、さらに盛り上がりを見せている。果たして『ジャスティスリーグ スナイダーカット』のように、真の『スーサイド・スクワッド』を見ることができるのだろうか?
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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