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2002年に公開されて瞬く間に大ヒットを記録した『スパイダーマン』。監督にはサム・ライミ氏を迎え、その後のアメコミ映画にも多大なる影響を与えた名作として数えられている。
そんな今作は当初サム・ライミ監督ではなく、ジェームズ・キャメロン監督がメガホンをとる予定だったことを知っているだろうか?
キャメロン監督は『スパイダーマン』に向けて果たしてどのような作品を作り出そうとしていたのだろうか?
実際の人間がいる本物の映画にした
『スパイダーマン』で脚本を担当したデヴィッド・コープ氏は海外メディアのIGNのインタビューに答え、当時メガホンをとる予定だったジェームズ・キャメロン監督がどのような構想をしていたのかを明らかにした。
・James Cameron Was Responsible for This One Big Change to Spider-Man
ジェームズ・キャメロン監督といえばSF映画の名作『ターミネーター』シリーズや、昨年『アベンジャーズ/エンドゲーム』に更新されるまで歴代興行収入世界第1位だった『アバター』を製作した、まさに天才的な監督であり、かつ当時からはまだ考えらえられない技術を取り入れる先見の明も持っていた。
『ターミネーター』ではCGを取り入れ、『アバター』では立体的な映像の製作に取り組んでいた。その後の映画にも多大な影響を与えたのは明らかでしょう。
そんなキャメロン監督は今でも続くスーパーヒーロー映画の土台となった、ヒーローたちを人間として描くといったものも最初に作り出していたのだ。
まさにキャメロン監督無くしてはなしえなかった『スパイダーマン』。そしてその意思がしっかり受け継がれたことで、現代でも語り継がれる名作となったのだ。
いまでは当たり前のようになったスーパーヒーロー映画のリアルさや、人間くさいキャラたちは、キャメロン監督の発想から始まっていたのだ。
ジェームズ・キャメロン監督は現在ディズニー社参加となった20世紀スタジオで新作『アバター2』の製作に取り組んでいる。再びどのような先進的な映画を見せてくれるのか楽しみにしておこう。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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