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※この記事には『ジョーカー』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。
予想以上の大ヒットを記録している、DCコミックスの単独映画『ジョーカー』。R指定映画としても歴代最高の興行収入をたたき出し、アカデミー賞受賞への呼び声も高くなっています。
そんな『ジョーカー』には一部で続編製作への要望が聞かれることがありますが、現状では関係者からの情報は入ってきていません。
しかし一部の海外メディアでは、すでにワーナーブラザースが続編の製作を決定し、さらにトッド・フィリップス監督に新たなヴィランの単独映画の製作を任せたことも伝えられています。
別メディアでは否定的な報道も
海外メディアで、映画界隈の情報伝える大手であるハリウッドレポーターは、ワーナーブラザースが『ジョーカー』続編製作へ進みだし、トッド・フィリップス氏を監督兼共同脚本家として就任させると伝えています。フィリップス監督ともに『ジョーカー』の脚本を執筆したスコット・シルバー氏も続編にてもう一度ペンをとるとも加えられています。そして主演のホアキン・フェニックスも再びアーサー・フレック/ジョーカー役としてリターンする可能性があります。
・‘Joker’ Sequel in the Works as Todd Phillips Eyes More DC Origin Movies (Exclusive)
またワーナーはトッド・フィリップス監督に『ジョーカー』以外のDCヴィランのキャラクターを使用した単独映画を製作するように依頼したとも伝えています。当初フィリップス監督はDCコミックスすべてのヴィランを使用できるように要求したとのことですが、交渉の結果、1~2人のキャラクターを使用できるようになったといわれています。具体的なキャラクター名については不明です。
この情報はハリウッドレポーターの記者のツイッターでも報告しています。
Ballsy Hollywood play: After JOKER opening weekend, Todd Phillips went to WB and demanded access to origin stories of ALL the DC villains…He didn't get it but did walk away from one or two. https://t.co/oycdG4SMZ2
— Borys Kit (@Borys_Kit) November 20, 2019
しかし別の大手メディアであるDeadlineは今回のハリウッドレポーターの報道を引用する形で、続編製作への取引すら行われていないと強く否定しています。
記事では、「トッド・フィリップス監督と共同脚本家のスコット・シルバーは、ホアキン・フェニックスのアーサー・フレックのキャラクターをさらに掘り下げるような動きはしていません、またはそれをするための取引もしていません。」
少なくとも『ジョーカー』の続編が製作されないとは言い切れないが、現状ではそのような計画は存在していないと伝えています。
どちらのメディアが真実を伝えているのかはわかりませんが、ワーナーブラザースとしては大ヒット映画である『ジョーカー』の続編を製作したいと考えるのは通常のことでしょう。ただ主演を果たしたホアキン・フェニックスは続編への製作には前向きではないことをインタビューの中で表明していました。
今回の映画の結末は、曖昧な部分を残しながら想像力を掻き立てる非常に上手いストーリーの終わり方をしていました。そのような性質上、続編でその結末を台無しにしないようにするのは非常に難しいことだと考えられます。実際に続編が製作されるならば、この高すぎるハードルを越えてくる作品を作らなければなりません。映画界にとっても非常に難しい作品作りになることは間違いありません。
果たして『ジョーカー』の新しい作品を見ることはできるのでしょうか?またトッド・フィリップス監督が別のヴィランで映画を製作することを依頼されたというのも気になるポイントです。ワーナーブラザースはさらなるDCヴィランをメインにした作品に注力していくのでしょうか?今後の情報に注目です。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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