ライアン・ジョンソン監督版スター・ウォーズ三部作、制作中止か

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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を手がけたライアン・ジョンソン監督による新たな『スター・ウォーズ』三部作が、ついに「事実上の中止」と受け取れる情報が入ってきた。

ハリウッド・リポーターの新たな特集では三部作の計画について「effectively dead(事実上、終わっている)」と伝えている。

この三部作は、2017年11月9日にルーカスフィルムから正式発表されたもので、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に続いてジョンソン氏が脚本・監督を務め、スカイウォーカー・サーガとは切り離された全く新しい物語になると説明されていた。

しかし発表から年月が過ぎても具体的な続報はほとんどなく、その間にジョンソン監督は『ナイヴズ・アウト』シリーズで忙しくなり、ファンたちは三部作が「このまま実現しないのでは」という見方が強まっていた。

2025年7月に行われたローリングストーン誌のインタビューでは、ジョンソン監督自身が、この三部作が「構想レベル」から先に進まなかったことを認めている。企画はアイデア出しの段階にとどまり、脚本や詳細なプロットに落とし込まれる前に、監督の仕事の中心が『ナイヴズ・アウト』へと移っていったという。

また記事では『ナイヴズ・アウト』最新作の次に手がけるのは「70年代風のパラノイド・スリラー」であり、『スター・ウォーズ』新三部作の1作目ではないと紹介されている。加えてルーカスフィルムの公開予定ラインナップに、ジョンソン版三部作が含まれていないことも注目したい。

現在、『スター・ウォーズ』シリーズは、『ザ・マンダロリアン&グローグー』や、『スター・ウォーズ/スター・ファイター』の製作が動いており、さらにジェームズ・マンゴールド氏らが手がける新作シリーズもあるが、そのなかにライアン・ジョンソン監督の名前はない。

正式な中止の声明は出されていないが、実質的には中止になったという見方が業界では強いことがうかがえる。

数年後に再始動する可能性ももちろん残されているが、数年後すぐに観られる可能性は非常に低いだろう。

そんな気はしてた。

ゆとぴ

ギネマナッツ編集部

映画情報サイト「Ginema-nuts(ギネマナッツ)」の編集部です。

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