ドミニク・クーパー、叶わなかった『アベンジャーズ』出演に後悔 ー 「誰がオリジナルかわからない」

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MCUはインフィニティ・サーガ後にマルチバース・サーガのクロスオーバーを加速させ、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』へ向けた準備が進んでいる。

その中で、若きハワード・スタークを演じたドミニク・クーパー最新インタビューで、過去に『アベンジャーズ』作品での起用を約束されながら実現しなかった経緯に触れ、複雑な心境を明かした。

クーパーは壮年期のハワードを演じたジョン・スラッテリーに敬意を示しつつも、自身が外れた人選に驚いたと語っている。

”おかしい話だが、本当にスラッテリーと話したいんだ。彼の『マッドメン』は大好きだ。困ったことに『キャプテン・アメリカ』の終盤の撮影をやっていたとき、将来『アベンジャーズ』に出ると聞かされていた。でもそうはならず、彼になったんだ。だから腕相撲でもするか、なぜなのか話し合いたい。誰が選ぶんだ?本来は僕のハワードの時代だっただろう?でもそうならなかった。それで彼を若く見せた。じゃあ、なぜ僕を年上にしなかった?でも彼のほうが良い俳優だし、それに彼が“元祖”なんだろう?もはや“オリジナル”は誰なのか、もう分からないよ。”

ハワード・スタークは時代に応じ複数俳優が演じてきたキャラクターで、2008年の『アイアンマン』以降、少なくとも3人が担当している。重要シーンでの本格登場は2010年の『アイアンマン2』でスラッテリーが担い、その後2011年の『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』では1940年代の若いハワードをクーパーが演じた。

『アントマン』や『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』など以降のフラッシュバックではスラッテリーが再演し、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のタイムスリップでもスラッテリー版がトニーと邂逅している。

クーパー版はドラマ『エージェント・カーター』にも登場しており、時系列によって俳優が変わるのがハワードという役柄の特徴だと言える。シリーズ構成上“どちらがオリジナルか”は揺れているが、クーパーはその事実を踏まえつつ再演への意欲を示している。

トニー・スタークが退場した今後、ハワードに再び光が当たるかは不明だが、リセット後のMCUで新たなトニーが登場するなら、別の俳優がハワードを担う可能性もある。ドミニク・クーパー版の再登場が実現するかどうか、今後の動向を見守りたい。

もっと掘り下げ甲斐はありそうな

ゆとぴ

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