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※この記事には『ピースメイカー』シーズン2のネタバレが含まれています。ご注意ください。
『ピースメイカー』シーズン2は、DCEU発のシーズン1を経てDCUを舞台に進行している。
前世界の設定や出来事を完全には切り離しておらず、『ザ・スーサイド・スクワッド』でピースメイカーが殺めたリック・フラッグが、オリジナルキャストのヨエル・キナマンのまま登場している。
シーズン2第5話はそのリック・フラッグの葬儀で幕を開け、ここで彼のフルネームが明らかにされた。
「リチャード・ビル・フラッグJr.」と記された名だが、DCEUではミドルネームが「ロジャース」だった。これは『スーサイド・スクワッド』公開時に発売されたトレーディングカードで判明している。
劇中で直接の言及はないものの、気付いたファンがニヤリとできる小ネタである。
この相違はDCEUとDCUが明確に別世界であり、同じ顔ぶれに見えても厳密には別人(変異体)であることを示唆しているのだろう。
DCスタジオ共同代表のジェームズ・ガン監督は、DCU作品内で触れた事柄は正史になると語っている。『ザ・スーサイド・スクワッド』の出来事が大筋で正史化される一方、リック・フラッグの名が異なるように、細部は同一ではない可能性が高い。
今後もDCEU由来の面々が姿を見せるだろう。現時点ではヴィオラ・デイヴィス演じるアマンダ・ウォラーの単独ドラマが予定されており、彼女も厳密にはDCU版として再定義されるはずだろう。
こうした差異を示す小ネタは今後も散りばめられると見られるため、注意深く作品を追っていきたいところだ。
『ピースメイカー』シーズン2はU-NEXTで配信中だ。

気づいた人やばすぎね

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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