『ピースメイカー』シーズン2、あのシーンがDCU世界版に修正 ー ジェームズ・ガン「シンプルが一番だ」

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※この記事には『ピースメイカー』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

DCUシリーズ初のドラマ作品として配信が始まった『ピースメイカー』シーズン2は、もともとDCEUシリーズの映画『ザ・スーサイド・スクワッド』のスピンオフとしてスタートし、シーズン1はDCEU世界を舞台にしていた。

しかしシーズン2からはDCU世界に修正され、あのシーンも変更されたことが明らかになった。

そのシーンとはシーズン1最終話に登場したジャスティス・リーグのシーンである。登場はシルエットのみだったが、アクアマン役のジェイソン・モモアとフラッシュ役のエズラ・ミラーがサプライズ出演を果たしていた。

シーズン2ではこの場面がジャスティス・ギャングに置き換えられ、さらにスーパーマンとスーパーガールも加わっていた。セリフの部分はガイ・ガードナーとホークガールに差し替えられている。

また、ジャスティス・リーグへの言及も修正されている。これは制作を務めたジェームズ・ガン監督が以前から示唆していた通りであり、その予告通りとなった。

ジェームズ・ガン監督はインタビューの中で、2つの世界をまたぐことになった『ピースメイカー』について、複雑にならないよう「シンプルな方法こそがベスト」だと語っている。

”「一般の観客に理解できるのか?」とよく聞かれるけど、答えは「そんなこと気にしない」だ。一般の観客はこうした正史の細部なんて気にしないんだ。(中略)それが過去との完全な一貫性を持っていなくても構わない。だから、一番シンプルな方法こそがベストだと思った。つまり「この世界はちょっと違う」と言うだけでいい。ユニバースが複数あることは観客も知っているし、この世界はシーズン1とまったく同じだ――ただしジャスティス・リーグとバットマイトが存在する点を除けば、ね。”

ガン監督は、ジャスティス・ギャングのシーンはシーズン2の世界がシーズン1と”ちょっと違う”と示すだけで十分であり、それ以外は同じだと説明した。

観客の混乱や離脱を避けるためにも、複雑になりがちな世界観設定は必要最小限の修正に留め、それ以外は掘り下げないことが本作の狙いであるようだ。

さらに、バットマンのヴィランであるホワイトラビットの登場など、序盤からファンを驚かせる要素も仕込まれている。オンラインではすでに話題となっているダンスのオープニングも解禁されている。

『ピースメイカー』シーズン2はU-NEXTで配信中だ。

これぐらいがちょうど良いですね

ゆとぴ

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