「半分は誰と共演していたかわからない」 ー 『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』ナイトクローラー役俳優が明かす

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MCUシリーズのクロスオーバー映画として制作が進む『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』では、20世紀FOXの映画『X-MEN2』でナイトクローラーを演じたアラン・カミングが同役を再演している。

本作はマーベル・スタジオの厳しい情報統制のもとで進められており、現場では代役や合成を前提としたパートが多く、共演者の正体が伏せられることも珍しくなかったという。

最近、ゴールド・ダービー誌のインタビューに応じたアラン・カミングは、撮影中の半分は誰と共演していたかわからなかったと語った。

作品はほぼ孤立して撮影した。グリーンスクリーンが多く、顔の置き換えもあった。キャラクターには偽名まで付けられていて、半分は誰と演じているのかわからなかった

こうした手法は大規模クロスオーバー作品では珍しくなく、過去には『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で“ネタバレ王子”ことスパイダーマン役のトム・ホランドが、誰と戦っているのか知らされないまま撮影していたことを明かしていた。

一方でカミングは、以前に口にした共演情報について撤回せざるを得ないとも述べている。彼は『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』でリード・リチャーズを演じるペドロ・パスカルと戦ったと語ったことで物議を醸したが、この件について「勘違いだったかもしれない」と説明。実際には偽名や分割撮影の影響で、誰と共演していたのか確信できなかったと明かした。

それでも今回は前向きな気持ちで撮影に臨むことができたと振り返り、かつて『X-MEN2』では長時間メイクの負担からネガティブな印象が残ったものの、今作については「素晴らしく、癒やしになった」と述懐している。

”戻れて本当によかった。しかも自分は60歳だ。60代でスタントもやるとは思わなかった”

出演キャストすら映画の全貌を知らされないマーベル・スタジオの秘密主義は、今後も徹底されていくことになりそうだ。

『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は2026年12月18日より全米公開予定だ。

相変わらず過ぎた

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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