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MCUシリーズの映画『ブラック・ウィドウ』では、ナターシャ・ロマノフがブラック・ウィドウとして鍛え上げられた組織の「レッドルーム」が登場し、そこでは彼女以外にもは多くの女性戦士がブラック・ウィドウとして洗脳されながら”製造”されていた。
このレッドルームの支配者ドレイコフを演じたレイ・ウィンストンは最近サラエボ映画祭でのインタビューに応じ、当時の苦い経験を語っている。
どうやらドレイコフとしてのシーンの撮影を終えた後に、「すべてのシーンを再撮影する」連絡を受けたと明かし、当初の演技プランが大きく変わってしまったと明かした。
すべての再撮影に納得できなかったウィストンは、「自分を撮り直すくらいなら、いっそ別の俳優に替えてほしい」とも話している。
またマーベル・スタジオの映画をはじめとしたハリウッドの大作映画の制作の現状についても、自身が感じる演技への思いを吐露している。
ウィンストンの説明によれば、初期のドレイコフは「未成年の少女たちを性的に狙うような悪」としてより露骨に描かれていたようだ。劇場公開版でも「女性搾取の構図」は残っているが、公開に向けた調整で表現が弱められた可能性を示唆している。
再撮影や追加撮影自体は珍しくないが、「全シーンのやり直し」というものは俳優としても、非常に重たい仕事だったと言えるだろう。
『ブラック・ウィドウ』の物語はその後『サンダーボルツ*』へと繋がっており、その影響は今後のMCU世界でも描かれることが予想される。
『ブラック・ウィドウ』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。

初期ドレイコフはもっと嫌悪感のあるようなキャラだったのかもですね

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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