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※この記事には『デアデビル:ボーン・アゲイン』のネタバレが含まれています。ご注意ください。
マーベル・スタジオのドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン』は、シーズン1の最終回が配信され、多くの視聴者を釘付けにしたまま、シーズン2へと繋がる展開となった。
本作は一度制作方針の仕切り直しが行われており、その過程でNetflix制作の『デアデビル』との明確な繋がりが示される演出が追加された。フォギー・ネルソン、カレン・ペイジ、ブルズアイといったキャラクターも、オリジナルキャストで再登場を果たしている。
海外スクーパーの情報によれば、当初の最終回案は、実際に配信されたものとはやや異なる構成だったという。
オリジナル案では、ミューズの行動がニューヨーク市長となったキングピンに特別部隊を創設させる口実となり、それによってニューヨーク全体がさらなる混乱に陥るという内容が描かれていたようだ。
最大の違いは、当初はミューズと腐敗警官が主なヴィランになる予定だった点にある。フォギーを殺害したのもブルズアイではなく、名前すら与えられていない腐敗警官であり、その描写もドラマには盛り込まれていなかったという。
また、最終回にはパニッシャーの髑髏のシンボルを模した警官たちが登場し、それをパニッシャー本人が追い詰めるという展開も用意されていたとされる。
このままでは、ファンに強い印象を残すにはやや力不足だった可能性も高い。特に、ミューズがシーズン1の主要ヴィランとして位置づけられたことは、仕切り直しによる大きな方針転換の一端である。
当初の構想では、腐敗警官の存在が物語の中核となる予定だったが、仕切り直しによって方向性は大きく修正されることになった。
『デアデビル:ボーン・アゲイン』は、シーズン1とシーズン2でひとつの物語を構成することが明かされており、すでにシーズン2の撮影も進行中である。混迷するニューヨーク、権力を拡大するキングピン、そしてその中で立ち向かうデアデビルの戦いが、どのような結末を迎えるのか。2026年3月の配信に期待したい。

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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