ライアン・レイノルズ、『デッドプール』制作のために自腹を切る ー 「誰も成功するとは思ってなかった」

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ついにMCUシリーズに参戦することになる『X-MEN』の人気キャラクターのデッドプール

20世紀FOX時代は黒歴史扱いされている『X-MEN:ZERO』でのウエポンXIを除いて、単独映画『デッドプール』と『デッドプール2』が公開され、いずれも大いにヒットを記録した。

しかし1作目については明らかに低予算であることがうかがえるものとなっており、そこから一躍デッドプールが大人気キャラクターになるほどの起爆剤になるとは誰も想像はしてなかっただろう。

しかし主演のライアン・レイノルズは映画のヒットを信じており、1作目の制作の際は自腹を切っていたことも明らかにした

”『デッドプール』がようやくゴーサインが出たとき、映画が成功するとは思ってもいませんでした。映画を再びスクリーンに戻すために、出演料を諦めたほどです。共同脚本家のレット・リースとポール・ワーニックを撮影現場に入れることは許されなかったため、残っていたわずかなギャラから彼らに撮影現場に一緒にいてもらうように支払い、事実上の自分で脚本家部屋を作ったのです。”

おそらく予算の関係で脚本家の二人を撮影現場に呼ぶことができなかったのだろうが、当時の状況を考えるとFOXがよっぽど予算を渋っていたことがうかがえる。

自身の出演料すら削っていたようで、そこからさらに脚本家に支払う料金を捻出していたというのだから驚きだ。

ライアンは続けてこのような経験を教訓だったを振り返り、逆にキャラクターにより焦点を当てることができたと話している。

”それはいくつかの意味で教訓でした。 創造性に必要な最大のもののは時間とお金だと私は思いますが、あの映画には時間もお金もありませんでした。それは、コミック映画では実現するのが少し難しいことだが、スペクタクルよりもキャラクターに焦点を当てることを本当に推すことができました”

2016年の公開当時は脚本家の二人もライアン・レイノルズがポケットマネーを出したことを明かしており、彼が映画にかける想いのようなものも感じるところができた。

そして大成功を収めた『デッドプール』シリーズは、ついにMCUシリーズに参戦し、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンが復活して『デッドプール&ウルヴァリン』として公開されることになる。

1作目からも大きく予算も増え、物語の規模も広がったデッドプールとウルヴァリンのコンビがどのような活躍をしてくれるのか期待をしておこう。
映画は2024年7月24日に日本公開予定だ。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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