『ファンタスティック・フォー』は60年代だが、別世界が舞台に ー マーベル・スタジオ代表が認める

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MCUシリーズとして制作が予定されている映画『ファンタスティック・フォー』

キャストの発表と共に公開された今作のポスタービジュアルは、どこかレトロな雰囲気が醸し出されたデザインになっていることがファンの間で話題になり、一部では1960年代が舞台になると推測されていた。

そしてその推測が事実であることが明らかになったのだ。

マーベル公式のポットキャストに出演したマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏は、『ファンタスティック・フォー』が1960年代を舞台にした物語であることを認めつつ、その世界がMCUのメインアースではないことも示唆した。

”これは時代物で、私たちが公開した別のポスタービジュアルでは、ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチが空を飛んで 4の記号を作っている。そのイメージには都市の風景があった。その都市が、私たちの知っているニューヨークや、私たちの世界の60年代のニューヨークとまったく同じではないことに気づいた賢い人がたくさんいました 。それは鋭い観察だと私は思います”

ヒューマン・トーチが空を飛びながら、炎で4の字を空に描くアートでは、背景に米国の都市と思われる街並みを確認できるが、建物の形状からも現実の存在するようなビル群とは異質なデザインであることが注目されていた。またMCUのメインアースでも1960年代にファンタスティック・フォーが存在していたという言及や描写は一度もない。

いわゆる”レトロ・フューチャー”なデザインの都市は、『ファンタスティック・フォー』が別世界の1960年代を舞台にしていることを裏付けてもいた。

そして今回のファイギ氏のコメントからも、おそらくそれが事実であることは間違いないのだろう。

MCUシリーズとしてマルチバース世界が主な舞台になった映画は『デッドプール&ウルヴァリン』のような特殊な作品を除いては一度もなく、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』や『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のようなクロスオーバー作品しかなかった。

まさにこの『ファンタスティック・フォー』がマルチバース・サーガを代表するような映画になっているのだ。

果たして映画の中で4人のヒーローたちがどのように活躍し、そしてどのようにしてMCUのメインアースのヒーローたちと関わっていくのか、ぜひとも注目をしておきたいポイントだ。

ちなみに今作の撮影はサンディエゴ・コミコン2024の会期終了の7月28日の翌日月曜日から始めることもファイギ氏は明言している。

映画『ファンタスティック・フォー』は2025年7月25日に全米公開予定だ。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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