『サンダーボルツ*』脚本家、序盤の◯◯◯は知らなかった ー 「私もショックだ」

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※この記事には『サンダーボルツ*』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

MCUシリーズの最新作として公開された映画『サンダーボルツ*』では、かつてのヴィランやアンチヒーロー的な活動をしていたキャラクターたちが、ヒーローとして活躍する姿が描かれており、かつての悪役たちの物語に多くのファンが期待を寄せていた。

しかし、『ブラック・ウィドウ』のメインヴィランであったタスクマスターは、映画序盤であっけなく退場してしまう。

この演出には批判の声も多く、プロモーションでもサンダーボルツのメンバーとして扱われていたことから、ファンにとっては大きなノイズとなっている。

最近Comicbook.comのインタビューに応じた本作の脚本家のひとり、エリック・ピアソン氏は、実は当初の脚本ではタスクマスターは最後まで生存しており、彼自身も彼女の退場を知らなかったことを明かしている。

”これが一番大きな変更点でした。撮影が始まったとき、私はすでに『ファンタスティック4』の仕事に移っていたんです。撮影された映像を見たとき、私の草稿との最大の違いがタスクマスターの死でした。私が最後に提出した脚本では、彼女は生存していました。私も皆さんと同じくショックを受けましたよ。”

この件についてジャック・シュライアー監督と話したこともあるといい、監督は「映画全体の緊張感を高め、衝撃的なシーンを作りたかった」と説明していたという。監督の狙いは「この世界は危険に満ちている」というメッセージを観客に伝えることにあったと、ピアソン氏は振り返っている。

ちなみに当初の脚本では、タスクマスターはゴーストと友情のような関係を築く予定だったとのこと。それが真逆の、ゴーストによって殺害されるという展開に変更されていたのだから、ピアソン氏としてもファン以上に衝撃だったのかもしれない。

今後も賛否を呼びそうなタスクマスター退場のシーンだが、果たしてこの展開が今後のMCUシリーズで回収されることはあるのだろうか。

『サンダーボルツ*』は2025年5月2日より劇場公開中だ。

タスクマスター・・・

ゆとぴ

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