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2012年より『スター・ウォーズ』を展開するルーカスフィルム社の代表を務めていたキャスリーン・ケネディ氏が、2025年内をもって退任することが海外メディアからの情報で明らかになった。
まだ公式の発表はないものの、大手メディアでも取り上げられており、ケネディ氏本人から続投の意向が示されていないことからも、退任の可能性は高いだろう。
キャスリーン・ケネディ氏は当初、ジョージ・ルーカス監督とともに同社の共同代表を務めていたが、ウォルト・ディズニー社によるルーカスフィルムの買収後は、ルーカス監督が退任し、ケネディ氏が会長職に就任した。
彼女の体制下で生まれた『スター・ウォーズ』作品は多く、当初は成功を収めた作品もあった。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、数年ぶりの新作映画として注目され、全世界で20億ドルに達するヒット作となった。
しかし、『最後のジェダイ』は興行収入では成功したものの、ファンからの評価は厳しく、続く『スカイウォーカーの夜明け』も批判的な意見が多かった。
一方で、外伝作品の『ローグ・ワン』は大ヒットを記録し、現在スピンオフドラマである『キャシアン・アンドー』シーズン2の配信を控えている。
『ハン・ソロ』に関しては、撮影中にクリス・ロード氏とフィル・ミラー氏を解雇したことで話題となり、映画の評価もイマイチだ。
また、配信ドラマでは『マンダロリアン』や『アソーカ』が成功を収めたものの、『ボバ・フェット』や『アコライト』などはシーズン1で制作中止となる作品も出ている。
ケネディ氏の体制では成功と失敗が同程度ではあるものの、やはり必然的に注目度の高い映画での失敗は目立つ。『インディ・ジョーンズ/運命のダイヤル』も興行的には失敗に終わってしまった。
こうした背景から、彼女の交代を望む声も少なくなかった。
現時点では公式な声明はないが、4月に日本で開催予定の「スター・ウォーズ セレブレーション」で、何らかの発表が行われるのではないかとも予想されている。
キャスリーン・ケネディ氏が退任し、新たなトップに交代すれば、『スター・ウォーズ』シリーズも転換期を迎えるだろう。現在、複数の映画計画が進行中であり、今後どのように展開されるのか注目しておきたい。
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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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