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マーベル・スタジオは、MCUシリーズの新たなサーガとして『X-MEN』の制作を予定しており、水面下では監督の選定や俳優のキャスティングが進められていると報じられている。
20世紀FOXが手がけていた『X-MEN』シリーズとの違いにも注目が集まる中、海外スクーパーの情報によると、マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏とウォルト・ディズニー社CEOのボブ・アイガー氏が、作品の方向性を巡って対立しているという。
ただし、あくまでもウワサレベルの情報であることには留意したい。
ファイギ氏は『X-MEN』を小規模かつ政治的テーマを前面に出した作品にしたい意向を持っているという。一方、アイガー氏は近年のMCU作品の不調を受け、より多くの観客を引きつけるエンタメ性の強いブロックバスター映画を求めているとされている。
『X-MEN』はもともと、人種差別や社会的な分断などを描いてきた作品であり、ファイギ氏の方針は原作に忠実なテーマ性を持つものだといえる。スクーパーによれば、彼はミュータントであることの意味や、意見の相違といった社会問題を描くことに重点を置きたいと考えており、ヴィランにはブラザーフッドが登場するとも伝えられている。
一方、アイガー氏はアクション中心でファンサービスを重視した大作映画としての方向性を志向しており、社会問題よりも巨大な脅威に対抗する物語を優先したい考えのようだ。
濃密なドラマを描くならファイギ氏の案が適しているが、新規層の獲得や大衆的なヒットを狙うならば、アイガー氏の方針が効果的だろう。ただしこれの演出は、FOX版との差別化や、作品自体の人気が短命に終わる可能性のある手法であることは課題として残る。
現在も脚本は執筆段階にあるとされており、今後どのような『X-MEN』映画となるのか、新たな情報に注目しておきたい。

マーベルとディズニーのぶつかり合いかぁ

「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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