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MCUシリーズのマルチバース・サーガはラスボスに征服者カーンを登場させることによって物語が進んでおり、クロスオーバー映画『アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ』の製作も予定されていた。
しかし征服者カーンやその変異体を演じていたジョナサン・メジャースが暴行などの容疑により有罪判決を受けたことでマーベル・スタジオから正式に解雇されてしまい、カーンというキャラクターは現在宙に浮いた状態となっている。
初登場した『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でも明確な生死は明らかになっていなかったが、カーンの変異体が一堂に会する「カーン評議会」がポストクレジットシーンに登場したことで、今後さらなる脅威として描かれることが期待されいた。
ただこの映画も評価が低かったこともあり、カーンもそれに釣られる形でMCUファンからはあまり良い印象は持たれていない。
マルチバース・サーガは現在『ザ・カーン・ダイナスティ』を『ドゥームズデイ』に変更し、ラスボスもロバート・ダウニーJr.が演じるドクター・ドゥームになることが明らかにされているが、海外メディアの情報によるとどうやらまだ征服者カーンを登場させる意思はあることが伝えられている。
記事では完全に消滅したわけではないが、もし登場するならばリキャストするか、変異体でヒーローであるアイアンラッドを登場させる可能性があると報告されている。
ドラマ『ロキ』に始まり、あそこまで大風呂敷を広げたカーンに、今後全く触れないというのも違和感しか無い。たとえラスボスではなくともリキャストか、別の俳優が演じる変異体として登場させたほうがまだ納得感はある。
まだカーンについての扱いが確定しているわけではないようだが、ファンとしては何らかの形で触れてもらえることを期待したい。
ちなみにコミックではカーンはドクター・ドゥームに影響を受けていたこともあるため、ひょっとすると二人の絡みも今後描かれるかもしれない。
「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。
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