Netflixのマーベルドラマ、アクションシーンに”制限”があった ー ディズニープラスでは引き継がれず

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マーベル・スタジオ制作のドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン』は、Netflixが制作したマーベルドラマ『デアデビル』の正統続編であり、世界観や設定もそのまま引き継がれている。

演出面、特にアクションシーンについてもNetflix時代に劣らないバイオレンス描写が展開されており、Disney+(ディズニープラス)の作品でありながら、挑戦的なドラマとして注目を集めている。

Netflix時代のアクションシーンは今なお多くの支持を集めているが、実はその制作には旧マーベル・テレビジョンからの特定の指示があったことを、制作に関わっていたダリオ・スカルダパン氏海外メディアのインタビューで明かしている。

我々への命令のひとつには、シーンを長くすることでした大規模なアクションシーンとの間にスペースを作るために、キャラクターたちが議論をする5ページにも及ぶ長いシーンを用意したことがあります”

スカルダパン氏が携わった『パニッシャー』では、アクションのテンポが比較的抑えられていたが、その理由はアクションシーン同士の間にキャラクターの会話などを意図的に挿入していたためだという。

その背景には、おそらくドラマの尺を長く保つ目的があったと考えられる。

当時のマーベル・テレビジョンはすでに組織改編により消滅しており、現在はマーベル・スタジオ代表ケヴィン・ファイギのもとで新たな体制のマーベル・テレビジョンが立ち上げられている。

スカルダパン氏は『デアデビル:ボーン・アゲイン』にも関与しているが、Netflix時代に存在したアクションシーン間の“スペース”については、Disney+では継承されていないと語っている。

“大規模なアクションシーンをはるかに早いペースで撮影できるようになりました”

Netflixのマーベルドラマシリーズの魅力は、生身によるリアルなアクションにあり、それを短いスパンで楽しめるのはファンにとって目が話せない要素でもある。また、Disney+ (ディズニープラス)版では話数自体がNetflix時代の半分ほどとなっており、余白を取る構成が難しいことも影響している。

バイオレンスなアクションが魅力の『デアデビル:ボーン・アゲイン』は、Disney+(ディズニープラス)で配信中だ。

ゆとぴ

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