マテル、DCコミックスのグローバル・ライセンス権を獲得 ー 2026年から商品展開へ

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バービーやホットウィールなどの人気シリーズを展開するアメリカの玩具メーカー「マテル」が、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー傘下のDCコミックスのキャラクターフィギュアの開発・販売に関するグローバル・ライセンス権を獲得したことが明らかになった

マテルは2026年後半から、新たなDCキャラクターのフィギュアシリーズの展開を目指しており、アクションフィギュア、プレイセット、アクセサリー、ロールプレイ製品、大人向けのコレクターズアイテムなど、幅広いラインナップを展開する予定だ。

対象キャラクターには、バットマン、スーパーマン、ワンダーウーマン、ジョーカー、ハーレイ・クインをはじめ、DCの全ストーリーとキャラクターが含まれるとのこと。

マテルは過去にもDCキャラクターのアクションフィギュアシリーズ「DCマルチバース」を展開していたが、2020年以降はマクファーレン・トイズが「DCマルチバース」ブランドを引き継ぎ、アメトイファンから高い支持を得ていた。

現在、マクファーレン・トイズのDCライセンス契約は2025年に満期を迎える予定だが、契約が更新されるかどうかは公式には発表されていない。

もし契約終了となれば、マテルが「DCマルチバース」を引き継ぐ、もしくは新たなアクションフィギュアシリーズを展開することになる。一方で、DCキャラクターを使用したフィギュアには銃火器などの武器を付属できない制限があるため、これを回避するために、大人向けの「玩具ではない」アクションフィギュアシリーズが展開される可能性も囁かれている。

一方で、もしマクファーレン・トイズの契約が更新された場合、2つのメーカーから似たようなDCフィギュアブランドが同時に展開されることになり、ファンの混乱を招く可能性もある。クオリティやラインナップの違いはあるものの、競争が激化すれば同じキャラクターグッズ同士で共食い状態になる恐れもあり、ワーナーやDCがどのような戦略を取るのかが注目される。

特に2025年から新たなシェアード・ユニバース「DCU」が本格始動することを考えると、マテルからもDCUのキャラクターを使ったフィギュアやグッズが数多く展開されることは確実だろう。

フィギュアファンにとっても見逃せない今回のニュース。今後のマテルのDCフィギュアシリーズの展開や、マクファーレン・トイズのDCマルチバースの動向にも注目しておきたい。

ゆとぴ

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「Ginema-nuts」「トイハコ」の管理人です。アメコミ、特撮が主食の大きなお友達の一人です。

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